かりんとう、せんべい…真っ黒でも美味

香ばしい?「竹炭フード」続々登場

2015.01.22 THU


「日本橋錦豊琳」の竹炭かりんとう(右下)。竹炭をイメージしたような見た目が特徴だ。ほんのり塩味もきいて食感も抜群
「竹炭」を入れた食べ物がブームだ。竹炭とはその名のとおり竹を原料とした炭のこと。消臭効果で有名な竹炭だが、今は食の分野で大きな注目を集めている。

和スイーツ(竹炭かりんとうや竹炭せんべいなど)、洋スイーツ(竹炭ロールや竹炭ラスク、竹炭シュークリームなど)だけでなく、竹炭餃子や竹炭ラーメン、竹炭バーガーなど各メーカーからたくさんの竹炭食品が出されている。

気になるのはお味…ということで、筆者も竹炭を使った商品をいくつか食べてみた。ひとつめは、コーヒー味やきんぴらごぼう味といった変わり種で人気のかりんとう専門店「日本橋錦豊琳」(東京・丸の内)の「竹炭かりんとう」。

見た目は「本当にお菓子なのか?」と不安になるくらい、真っ黒でインパクト大! おそるおそる食べてみたところ、竹炭のニオイや味は感じられず、普通のかりんとうと同様に香ばしい。ほどよい甘みが口の中に広がり、違和感はない。しかし、そもそもどうして竹炭をラインナップに加えたのか。担当者に聞いてみた。

「健康志向のお客さまが非常に多いため竹炭を選びました。竹炭にはデトックス作用や消臭作用などがあり、健康的なイメージを持つ人が増えています。味や風味を含めて、これまでにない斬新さを追求しました。甘みを抑えた味わいにしているので、男性のお客様も多いですよ」(日本橋錦豊琳・専務 直井實さん)

ワインやブランデーなど大人のお酒に合うように、甘さ控えめに作られている。健康イメージの竹炭スイーツなら、食後のデザートとしても、それほど罪悪感がないかも!?

そしてお次は、虎斑竹専門店「竹虎」(高知県須崎市)の「竹炭せんべい」も食べてみた。真っ黒でまん丸なビジュアルが印象的だが、醤油ベースのお味が香ばしくおいしかった。ゴマが入っていて風味も良い。担当者に竹炭の良さについて聞いてみた。

「胃腸の悪い炭職人はいないといわれるほど竹炭は民間療法的に昔からずっと愛用されてきました。昔は窯で炭焼きをしている職人は、胃腸の調子が悪いと炭をかじっていたという話もあります。」(山岸竹材店 山岸義浩さん)

昨今の健康トレンドにもぴったりな竹炭フード。店頭でもかなり目立つので、今後さらなるブレイクも期待されそうな予感。皆さんもヘルシーなおやつとして、食べてみてはいかが?
(池田園子)

※この記事は2013年1月に取材・掲載した記事です

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト