寒いから脂肪を蓄えてしまうイメージだけど…

実は痩せやすい!「冬太り」の誤解

2014.12.31 WED


新年会のあと、誘われてつい「締めのラーメン」に行きたくなる気持ちもわかりますが…塩分の高いラーメンを、真夜中に食べるのは要注意! 飲む機会の多い時期ほど、気をつけましょう 画像提供/gato / PIXTA(ピクスタ)
「寒い時期は、体が自然と脂肪を溜めこんで温まろうとするので、太りやすいらしい」…そんな噂を聞いたことはありませんか? たしかに、脂肪をたっぷり蓄えた体は温かそうで、イメージしやすい。小林メディカルクリニック東京の小林暁子先生、やっぱり冬は太りやすい時期なんですか?

「いいえ、実は冬はむしろ痩せやすい季節なんです」

えっ! それじゃ、噂と真実は真逆ってことですか?

「はい。冬は寒いため、自分から脂肪を燃やして代謝を上げ、体内を暖めようとするので、上手に過ごせば痩せやすい時期といえます。ただし、寒さにより運動量自体が低下してしまうこと、新年会などで普段より飲食する量や機会が増えること、またお正月休みに気がゆるんでしまうことから、結果的に太ってしまうことが多いんです」

ほかにも、肌見せしないファッションも気のゆるみにつながり、意識的に引き締めようと心がける夏に比べて、ダラけて太りやすくなるとか。では、一体どうすれば?

「どうしても、継続的な運動は必要になります。運動しないと筋肉量も落ち、基礎代謝の上がりにくい体になって、太りやすくなります。ただ、激しい運動をする必要はありません。ウォーキング程度でいいので、体がぽかぽかと温まってくるまで歩きましょう。それを継続することで、寒いと感じると自分から体内の脂肪を燃やして代謝を上げる癖がついてきます」

また、新年会などで外食が続いたあとも要注意!

「外食、とくにお酒のつまみになるものは、塩分が多く含まれています。塩分は体内でナトリウムとなり、体内のナトリウム濃度を一定に保つために多くの水分を必要とするため、結果的にむくんでしまいます。つまり、冬に外食続きで太ったと感じた方は、むくみ太りの場合もあるのです。飲み会が続いた翌日は、塩分控えめの食事を心がけるだけでも、ずいぶん変わってきますよ」

上手に利用すれば、痩せやすい冬…。おいしいものを食べたり飲んだりする機会が多い時だからこそ、暴飲暴食は避け、軽い運動を継続するだけでも、いつもの冬よりスッキリ体型で過ごせるかも! 新年、まずは運動の習慣から始めてみませんか?
(富永明子)

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