さっぽろ雪まつり実行委員会に聞く

素人でもできる!「雪像」の作り方

2015.01.11 SUN


第58回開催時の市民雪像の制作風景。今年の制作期間は1月30日~2月3日。大通会場(80基)と、つどーむ会場(5基)の2会場で披露される
ルーカス・フィルム公認の「スター・ウォーズ」の大雪像がお披露目されることで注目を集めている今年の「さっぽろ雪まつり」(2015年2月5日~11日)。毎年、大雪像がクローズアップされがちだが、市民制作による雪像も見どころのひとつ。昨年は、フリーアナウンサー「滝川クリステル」や、ゆるキャラ「ふなっしー」、女性アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のマスコット「ももたん」など、旬の人物やキャラをモチーフにした雪像が制作され、ファンを中心にツイッターなどで話題になった。

近年は、約85基の雪像を家族・サークル・地域・企業などのグループが制作。参加者は抽選によって選ばれ、見事当選したチームには「市民雪像制作ガイド」が配布され、技術講習会も行われるとか。市民制作といえども、雪像のサイズは高さ2mにもなる。これだけ大掛かりな雪像を、わずか5日間で制作するということで、いったいどのように作られているのか「市民雪像制作ガイド」をもとに、さっぽろ雪まつり実行委員会の方に教えてもらった。

Q.大きさはどのくらい?
A.市民制作の雪像の規定は「高さ2m×幅2m×奥行2m」以内。雪の重量は約6.5tにもなることから、安全な雪像作りを呼び掛けている。事前に用意された台座(幅・奥行き3m、高さ1m)に、規定のサイズの雪像を制作していく。

Q.雪像の作り方にはどんな種類があるのか?
A.雪像の形態は、「安定自立型」「レリーフ型」「自立型」があり、初心者におすすめなのは「安定自立型」。雪像部分の下部に重心があり、台座部と雪像部分との接地部分が多い雪像で、人物やキャラクターの頭部だけを制作する際に用いられることが多い。胴体付きで制作したい場合などは、雪像の背面に壁を設けた「レリーフ型」が適当。どちらのタイプも、芯材(雪像の中心軸に通す棒状の資材)が不要なため、作りやすい。雪像の背面に壁を設けず、芯材を使って雪像を安定させる場合は「自立型」が向いている。動きを付けやすく、デザイン性の豊かな雪像に適している。

Q.どんな道具を使って雪像を作るの?
A.道具は、スコップやケレン棒、ナタ、のこぎり、バケツ、はしご、スノーダンプ、ほうきなどを使用。複雑な形や緻密な細工は、会期中に解けやすいので、重量感のあるデザインが推奨されている。

雪像を作る際の一番のポイントは、安全性と安定性。そのため、制作前に粘土で模型を作るなど、雪像のテーマ・デザインと安定性のバランスを入念に考えるようアドバイスしているとか。「さっぽろ雪まつり」のように本格的でなくても「雪像を作ってみたい」という人は、参考にしてみては?

(赤木一之/H14)

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