鼻水、目ヤニ、発熱…寒さより乾燥に注意!

愛犬・愛猫の風邪を予防するには?

2015.01.15 THU


風邪などとともに気を付けたいのが“誤飲”。特にチョコレートなどに含まれるカフェインは犬・猫にとっては生命にかかわる毒のひとつ。目を離した隙にこたつの上のお菓子を食べちゃった…などということがないよう注意したい
寒い冬は風邪をひきやすい季節。ボクら人間は、予防を心掛けながら暮らしている。では、愛するペットの犬や猫はどうなのだろうか? 愛犬や愛猫が風邪をひいてしまったらかわいそう! というわけで、犬や猫の“風邪”とその予防法について、ペット保険を扱うアニコム損害保険所属の獣医師・小川篤志さんに教えてもらった。

そもそも犬や猫も風邪をひくの?

「人の風邪と同じような症状は、犬や猫にもあります。犬ではケンネルコッフ、猫では猫カゼなどと呼ばれますね。犬では咳、猫では大量の鼻水や目ヤニが出るのが主な症状です。場合によっては発熱もあり、38℃台後半から高いと40℃ほどになることも(犬猫の平熱は37~38℃)。この程度になると、触るとすぐにわかることが多いです」

では、気になる予防法は?

「人のインフルエンザ予防を想像していただくとわかりやすいです。特にワクチンが効果的。予防接種は本当に重要です。また、ウイルスは湿った空気に弱いので、加湿器などで部屋の乾燥を防ぐのも手。空気感染はもちろん、人や動物が媒介になることもあるので、他の犬や猫がたくさんいる場所に連れて行かないのも予防法のひとつです」

つまり、空気が乾燥していてウイルスが活発に活動している冬場は、ドッグランなどに連れて行くのは避けた方が無難、というわけだ。

ちなみに、“冬の寒さ”は感染しやすさとはあまり関係ないという。

「もちろん暖かくしてあげれば快適でしょう。でも、寒い部屋で一日留守番したからといって、風邪をひくわけではありません。それよりもウイルスに感染しないよう、予防接種をして、しっかり乾燥を防ぐことが大切です」

こうした対策で予防ができるという犬や猫の風邪。でも、いくら注意していても万が一…ということもある。そんな時はどうすればよいのだろうか。

「鼻水や目ヤニなどの症状が出ていたらもちろんですが、少しでも普段と違うなと思ったら、すぐに病院に連れて行ってあげましょう。動物は人と違って体の異常を言葉で訴えることはできません。ですから、飼い主は普段からペットの様子に注意して、わずかな違いに気づいてあげることが大切なんです」

「いつもよりおとなしいけど寒いからだろう」と様子を見ていたら、風邪ばかりか、実は重篤な病気で手遅れになってしまったという例もあるという。しっかりと観察して、異変があったらすぐ病院へ。これが長く一緒にペットと一緒に暮らすための秘訣のようだ。
(鼠入昌史/Office Ti+)

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