ソニーハンディカムetc.関連商品も充実

「生後1000日」育児グッズ続々

2015.01.24 SAT


1000日≒3歳というと運動なども活発にできるようになってくる時期。映像に残しておくと後々親子で楽しめるはずだ
子を持つ親のみなさんはご存じかもしれないが、育児についてよくこんなことがいわれる。「子育ては3歳までが大事」だと。様々な医療機関や団体が発表した調査結果を見ても、「人間の脳は3歳までに80%完成する」「個性の大部分は、生後3年で形成される」「親子の信頼関係は3歳までに確立される」など、3歳までの育児の大切さを論じた事例は枚挙にいとまがない。

この時期の育児の重要性については、日本の小児科医療をけん引する順天堂大学でも盛んに議論されているようだ。同大学小児科准教授の田中恭子先生はこう語る。

「3歳になると、言語社会性や人間としてのソーシャル意識、自我、自律性が芽生えてくることで、他者との関係性がわかるようになります。そして、親や周囲の人間の愛情を一身に受けることで、子供は自身の存在が周囲から認められているという“絶対的信頼感”を得ることができます。0歳から3歳までという期間は、他者を認識し、言葉をつかってコミュニケーションできるようになるなどの人間らしさが形成される、育児で最も重要な時期です」

加えて田中先生は、この時期の思い出を残し、のちに映像で振り返る重要性も強調。「自分がどれほど愛されながら生まれ、育てられてきたかを実感することは、その後の体験への意欲につながっていきます」という。

こうした研究結果を受けて、様々な企業が3歳までの時期の大切さに注目。育児関連商品がメインではない企業もそれぞれの強みを活かしながら商品を発表している。その一例を紹介しよう。

●ソニーデジタルビデオカメラ「ハンディカム」
生後1000日間(約3年)というかけがえのない日々を記録するために、高画質かつ多彩な撮影機能を搭載した「ハンディカム」を利用することを訴求。残しておくべき成長シーンを紹介するスペシャルサイト「成長まるごとハンディカム」も公開している。

●スマートフォンアプリ「育児手帳」
博報堂DYメディアパートナーズは、3歳までの育児の大切さを受けて、その期間の不安を解消するためのアプリを開発、配信。医師や専門家が監修した信頼性の高い育児関連情報を月齢に合わせて配信している。

●講談社『3歳までの子育てに大切なたった5つのこと』
3歳までの育児については出版界も注目。たとえばこの本は、児童精神科医の佐々木正美先生が5つのポイントをイラストストーリーで紹介している。いますぐに実践できる具体的なアイデアが満載の一冊だ。

今後ますます注目されそうな「3歳までの育児」を応援する商品。もし今後、子供をもうける予定があるなら、参考にすると子育てがうまくいくかもしれない。

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