身体にまつわる都市伝説 第135回

二の腕とおっぱいの触り心地共通説

2015.02.05 THU

身体にまつわる都市伝説


健全な男子にとって、女性の胸はいつだって関心の的。それゆえ、こうしたファンタジーや都市伝説が生まれやすいともいえる 写真提供/PIXTA
おっぱいへの飽くなき探究心は、男子として健全な証拠。思春期ならずとも、気になる女性がどんなおっぱいの持ち主なのか、思わず妄想を巡らせてしまうこともあるだろう。

よくいわれる都市伝説のひとつに、「二の腕のやわらかさはおっぱいのやわらかさと一致する」というのがある。どちらも筋肉の土台のうえに脂肪がのっている点は共通しているし、同じ人間の体組成である以上、この俗説には一定の説得力を感じなくもない。

もしこれが事実なら、半袖やノースリーブから覗く腕まわりを見て、いっそうリアルな想像をかきたてることも可能なわけだが…。

「うーん、これは完全なる都市伝説でしょう(笑)。おっぱいはおっぱいならではの特性によって、独特の質感を得ています。筋肉のうえに脂肪と乳腺を含んだ“房”がぶら下がっているのがその構造。二の腕もまた、筋肉のうえに脂肪を蓄積しやすい部位なのは事実ですが、乳腺が張り巡らされていない点で大きく構造が異なります。触った際の感触についても、残念ながら両者は似て非なるものといわざるをえません」

そう解説するのは、新宿ライフクリニックの須田隆興先生だ。ただし、脂肪が増えると乳腺の感触はわかりにくくなるため、極端に肥満した女性ほど二の腕と胸の感触が似てくる可能性はある、と須田先生は補足する。

では、同じ脂肪でも、たとえばお尻や腕まわりなど部位によって硬さが違うように感じられるのはなぜだろう?

「脂肪そのもののやわらかさが、部位によって大きく変わることはありませんから、感触の違いを生む要因は、筋肉量の差でしょう。たとえばお尻は大殿筋という非常に大きな筋肉をまとっており、よほど大量の脂肪がのっていないかぎり、おっぱいのようにやわらかくなることはありません」

やはり、おっぱいのやわらかさは特有のもの。だからこそ、僕らの関心を惹きつけてやまないのだ。
(友清 哲)

※この記事は2013年2月に取材・掲載した記事です

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