逆転の発想でクレーム激減!

空港「荷物の待ち時間」解消の秘策

2015.02.18 WED


空港のターンテーブル周辺で、なかなか出てこないスーツケースをイライラしながら待った経験のある人は多いだろう Paha_L / PIXTA(ピクスタ)
飛行機を降りた後、スーツケースなど預けた荷物の受け取りに時間がかかり、イライラしたことはありませんか? 一番に飛行機を降りても、ターンテーブルの荷物が出てくるのが最後の方だとなんだか損をした気分になりますよね。今回はそんな乗客のイライラを解決した珠玉のアイデアをご紹介します。

アメリカ・テキサス州のヒューストン空港では、「荷物が出てくるのが遅い」という乗客の声が多数寄せられていました。そこで担当者は思い切った行動に出ます。荷物の引き取り場所を飛行機の到着場所から遠く離れた場所にしたのです。同じ空港内とはいえ、飛行機を降りた乗客は自分の荷物を受け取るためにかなりの距離を歩かされることになりました。

余計手間がかかって不満爆発かと思いきや、このシステムを導入してから一気にクレームが減ったそうです。空港内の端から端を歩く方が、荷物が出てくるのをじっと待つよりストレスを感じないということでしょう。機内で動けなかった分、軽い運動にもなりますしね。

この件に限らず、人は「待たされる」という状況を嫌うもの。結果的に“ゴール”に辿りつく時間は同じでも(もしくは少々遅くなったとしても)、自ら動いてゴールに近づいた方が精神的に楽なんですね。

そう考えると、これは普段の仕事や恋愛にも通じるものがあるかもしれません。「果報は寝て待て」より、自ら動いてつかみ取った方がいい。そんなことを暗示しているように思うのは私だけでしょうか?
(筒井健二)

※この記事は2013年2月に取材・掲載した記事です

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