男性は衰える一方、女性はお盛んに…という噂はホント?

「女性の性欲は30代から」の真相

2015.02.05 THU


30代になると色気が増すように感じる女性、少なくないですよね。男としては嬉しいやら困るやら(笑) blanaru / PIXTA(ピクスタ)
20代後半、あるいは30代になると、性欲の衰えを口にする男性が少なくない。性に目覚めたばかりで性欲旺盛な中学生時代と比べると、やはり男の性欲は年齢とともに低下していくと考えるのが自然なのだろう。

しかし、女性の口からそういった声はほとんど聞かれない。むしろ、「女は30歳から性欲が高まる」なんて意見も聞こえてくるほどで、男性とは真逆である。

実際のところ、性欲というのは年齢によって増減するものなのだろうか? 新宿ライフクリニックの須田隆興先生に聞いてみた。

「性欲とは、性ステロイドホルモン濃度の変動によって発生する、本能的な欲求です。これが男女を問わず、年齢とともに少しずつ低下していくことは間違いないでしょう。ただし皆さんも体感しているように、情動興奮としての性欲は、視覚や嗅覚、触覚などから誘発されることもあれば、各個人の経験やイマジネーションなどが大いに反映されるもの。もし性欲の減退に個人差や男女差があるとすれば、ここに理由があるのではないでしょうか」

女性の性欲が、むしろ30歳を過ぎてから花開くとされる本当の理由について、須田先生は次のように推察する。

「たとえば中学生男子は誰しも性欲旺盛なもの。しかし女性の場合は、初めての性行為に痛みをともなうことや、教育上の貞操観念から、最初は性行為に対して能動的になりきれないのが普通ですよね。そうしたハードルが経験を重ねていくうちに払拭され、年をとるにつれて性行為に前向きになれるのが女性であるといえます。つまり、女性は30代から性欲が高まるのではなく、もともと持っている性欲を恋人に対してオープンにできるのが30代、というのが正解なのではないでしょうか」

少なくとも性ホルモンの分泌という点では、個人差はあっても加齢とともに少しずつ低下していくことは間違いないようだ。
(友清 哲)

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