鼻スッキリ対策委員会

口臭の原因は、ちくのう症かも!?

2015.02.10 TUE

鼻スッキリ対策委員会


鼻や口から嫌なニオイがする口臭は、「ちくのう症」のドロッとした鼻水が原因である場合があるので注意したい

「ちくのう症」のドロッとした鼻水が口臭に!



「ちくのう症」が原因で口臭が起こるという話を聞いたのですが、それは本当なのでしょうか? JCHO(ジェイコー)東京新宿メディカルセンター耳鼻咽喉科部長の石井正則先生、教えてください!

「昔は、鼻のなかの細菌であるバクテリアが繁殖して、鼻の粘膜が荒れ鼻水のニオイがキツくなり、気管を通って口から臭うことが多かったんです。『異臭症(いしゅうしょう)』とも呼ばれていましたが、1950年代に学校給食が普及したことで体の栄養状態がよくなり激減したんです」

ということは、「ちくのう症」による口臭は、ほとんどなくなったということですか?

「異臭症は減りましたが、いまでも細菌やウイルスが原因で口臭になることがあります。細菌やウイルス感染を起こした粘度の高い鼻水が、鼻の奥にある空洞『副鼻腔(ふくびくう)』に溜まり、ノドの方に垂れる『後鼻漏(こうびろう)』という症状が起こると、口臭に影響をおよぼす場合があるんです」

つまり、鼻づまりやドロッとした鼻水とともに口臭が気になったら、「ちくのう症」の可能性があるということ。そこで今回は、「ちくのう症」を自分でチェックできるよう、口臭とあわせて特徴的な症状を紹介します。こんな症状があるときは、「ちくのう症」を疑ってみるのが得策かもしれません。

■ドロッとした黄緑色の鼻汁が出る。
■年中鼻がつまって、息苦しい。
■鼻をかんでも奥に残っている感じがする。
■ドロッとした鼻汁がノドに垂れる。
■鼻や口から嫌なニオイがする。
■鼻声になる。声がうまく出せない。
■鼻や鼻のまわりが痛い。
■ボーッとする。集中できない。
■頭痛がする。頭が重だるい。
■頬、目のまわり、歯の奥などが痛い。
■食べ物のニオイや味が分からない。
■鼻がつまって夜眠れない。
※これらの項目は、「ちくのう症」を判定するものではなく、あくまで目安です。

セルフチェックの項目に当てはまるものの、症状がまだ軽いという人には、薬局やドラッグストアで手に入る市販薬もあります。

たとえば「チクナイン」(第2類医薬品)は、9種類の生薬を組み合わせた漢方薬「辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)」の働きで、副鼻腔に溜まった膿の排出を促しながら、膿の発生も抑え、副鼻腔の炎症を鎮めてくれる薬。錠剤・顆粒の2タイプがあり、どちらも朝夕1日2回服用するだけと手軽な上、眠くなる成分が入っていないので、忙しいビジネスマンにも安心です。まずは1週間飲んで、効果を確認するといいそう(服用に際して、添付文書を必ずお読みください)。

早期発見・早期治療が大切な「ちくのう症」は、症状を自覚することが大切。鼻に異常があったときは、セルフチェック項目に当てはまるか確認してみよう!
  • 鼻の奥、頬やおでこ、目と目の間にある骨の空洞部分を副鼻腔といいます。ここが炎症を起こし膿が溜まると、「ちくのう症」を引き起こします
  • 「ちくのう症(慢性副鼻腔炎)」や慢性鼻炎のつらい症状を改善してくれる「チクナイン」(第2類医薬品)。膿(うみ)や炎症を抑えて呼吸を楽にしてくれる

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