空気乾燥に加え、化繊の下着や熱湯が原因の場合も!

冬の肌、大敵は乾燥だけじゃない!

2015.02.11 WED


インナードライを避けるために、喉が渇いていなくても水を飲む習慣は心がけたい。また、ひび割れやしもやけがひどいときは、まず皮膚科で相談を 画像提供:Ushico / Imasia(イメージア)
冬になると乾燥のせいか、肌のカサつきによってかゆみや赤み、ひどい場合は発疹が出る人もいると聞きます。この肌異常、やっぱり空気の乾燥が原因なの? 小林メディカルクリニック東京の小林暁子先生に聞きました。

「冬は外気の乾燥とエアコンによる室内の乾燥により、肌表面の乾燥が進み、肌質や体調によっては肌トラブルを引き起こすことがあります。でも、空気の乾燥だけが原因とは言い切れません。夏に比べて冬は水分摂取が減ることでインナードライ、つまり体内の水分が足りなくなる人もいます。そうすると、肌の角質層まで水分が行きわたらない状態となり、肌の代謝が悪くなってトラブルにつながる場合があります。また、ヒートテックに代表される吸湿発熱繊維の下着は化繊なので、長く着続けると肌に負担がかかり、敏感肌の人はかゆみが増すこともあります」

ほかにも、寒いからと熱い湯に浸かったり、化繊のスポンジでごしごし洗ったりしすぎると、乾燥とかゆみが生じることもあるそう。では、対策は?

「乾燥対策には、なんといっても保湿です。でも、油分をたっぷり含んだクリームを肌にいきなり塗ると、刺激が強すぎる場合もあります。化粧水で肌を潤してから、クリームを重ねたほうが効果的です。また、冬はクリームが冷えている場合もあるので、手のひらで温めてから、指先や足先など末端に向けて優しくマッサージしましょう。顔の場合は力を加えて引っ張らず、温めたクリームをなじませるように優しく肌をプッシュしてください」

ほかにも「血行不良が乾燥体質を悪化させる場合があるので、ビタミンEを摂取するといい」と小林先生は話します。

「ビタミンEには、毛細血管の拡張を促し、血行を促進する効果があります。抗酸化作用もあるので、美肌作りには効果的な成分です。食べ物では、アーモンドや松の実、モロヘイヤ、かぼちゃ、赤ピーマンなどに多く含まれ、最近ではハンドクリームの成分に使われていることもあります」

肌がかゆいと感じたときは、原因がどこにあるのかを生活習慣から突き止め、外側からクリームでケア&内側からビタミンEでフォローすることで、悪化を食い止めたい! 乾燥知らずのツヤツヤ肌で、冬を乗り越えたいと思います。
(富永明子)

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