米ウェイン州立大学の心理学者が実験で明らかに…

「相性の良い恋人」顔で見抜く法則

2015.02.14 SAT


人は自分と似た姿の他人に、無意識に惹かれる傾向がある。これは心理学の世界で「類似性の原理」と呼ばれる、れっきとした事実なのだ peus / Imasia(イメージア)
街コンやお見合いパーティーなど、最近はその気にさえなれば異性と出会う機会に事欠かない。でも、目の前にたくさんの女性がいても、実際に付き合ってみることもせずに相性のいい女性を見つけるのは、至難のワザだ。

だが、年齢を重ねるにつれ、できるだけ寄り道をせず生涯の伴侶をゲットしたいと望む人も少なくないだろう。なにかいい手がかりはないだろうか?

「それなら、どこか部分的にでも、自分と似た風貌の異性を狙うのがいいかもしれませんよ。恋愛心理学の世界には“類似性の原理”というのがあり、人は自分とよく似た相手に惹かれ、安らぎを覚える習性があると、実証されているのです」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。この“類似性の原理”を検証する実験は、近年も行われ続けているという。

「最近では、米ウェイン州立大学の心理学者アーネスト・エイベル氏が、120枚の夫婦の写真を使って実験を行っています。エイベル氏が用意した夫婦の写真は実は、120枚のうち半分が本当の夫婦、もう半分は夫婦を演じさせたダミーの男女でした。この写真を用い、両者の風貌がどのくらい似ていると思われるかアンケート調査を実施したところ、本物の夫婦の写真は約47%が“似ている”と答えたのに対し、ダミーの写真のそれは約41.5%にとどまったそうです」

微差ではあるものの、内藤先生の補足によれば、これは統計学的には意味を持つ差なのだそう。つまり、夫婦生活を送る男女の方が、無関係の男女よりも顔が似ていることのひとつの証明になるという。

「人は自分と似た姿の他人に、潜在的に安心感を覚えるもの。よく、夫婦の顔は似てくるといいますが、人の顔の形が大きく変わることはありません。これは後天的に顔が似通ってくるわけではなく、もともと顔の造作に共通点があるからこそ、惹かれ合って夫婦になったと考える方が自然なんですよ」

パートナーを探すうえで、これは大きなヒントになりそうだ。
(友清 哲)

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