トレンドはビールからカクテルへ!?

ノンアルコールカクテルが大ヒット

2015.03.02 MON


永井さんが薦めるノンアルコールカクテルは、「シャーリー・テンプル」。歴史は古く、禁酒法時代のアメリカで生まれたとか。レシピは、ジンジャーエール、グレナデンシロップ(ザクロのシロップ)、レモンの皮。知名度が高いので、バーで注文しやすいはず 画像提供/GettyImages
ノンアルコールビールを皮切りに、梅酒や焼酎にまで拡大したノンアルコール飲料。どうやら最新のトレンドは、居酒屋チェーンでもよく見かけるようになった「ノンアルコールカクテル」らしい。

その魅力はどこにあるのか? ということで、ノンアルコールカクテル協会代表の永井ジャンマークス典比古さんにお話を聞いてみた。

「最近では、あまりお酒をたしなまない若い男性も増えています。けれど、そんな方も公私ともに飲み会に参加する機会は少なくありません。オレンジジュースや烏龍茶では、場の空気から浮いてしまうこともあるし、少し寂しい。そんなときに、目でも舌でも、ソフトドリンクとは違う楽しみを味わえるのが、ノンアルコールカクテルなんです」

そもそも、ノンアルコール飲料が人気を博している背景には、健康志向の高まりやハンドルキーパー運動(自動車で飲食店に来た場合に、お酒を飲まずに同席者を車で送る『ハンドルキーパー』を決めておく運動)の盛り上がりなど、社会的な流れがあり、「一過性のブームでは終わりそうにない」と永井さん。

「ノンアルコールカクテルを置く店は増え続けており、2011年以降は、それ以前に比べて当協会への問い合わせやイベント参加の依頼も、4倍以上に増えています。バーテンダーと協力してオリジナルカクテルを作ることも多く、今後、ノンアルコール専門の“バー”なども出てくるかもしれませんね」

最近ではカクテルも含めた「ノンアルコールドリンク飲み放題+コースメニュー」のプランを用意する大手居酒屋チェーンも。アルコール類が含まれないぶん低価格で、料理の品数が多いプランもある。「お酒は飲めないけど、飲み会の雰囲気は好き」という人にウケているようだ。

お酒が好きな男子も、飲めない女子をデートに誘うとき、ノンアルコールドリンクを出す居酒屋やバーを知っておくと重宝しそう。家飲みのときも、オレンジジュース、レモンジュース、パイナップルジュースをシェイクして「“シンデレラ”というカクテルだよ」なんて、ちょっとカッコいいかも?
(月川碧/blueprint)

※この記事は2012年3月に取材・掲載した記事です

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