日本人の2人に1人が患者の可能性!?

ストレスも要因! 顎関節症に注意

2015.03.16 MON


顎関節症の原因にもつながる歯ぎしり。症状が悪化すると歯を削ってしまうため、マウスピースが必要になる場合もあるという
アゴからカクカク音がする、アゴが痛い、口が大きく開けないなどの症状がある人はいないだろうか。それ、もしかしたら顎(がく)関節症かもしれない。実は軽度なものを含めると、日本人の2人に1人は顎関節症の可能性があるという。

顎関節症とは、実際どんな病気なのだろう。アメリカの療法を取り入れて治療を行っている、カテリーナデンタルオフィスの名取健寿氏に聞いてみた。

「顎関節症は、アゴと頭蓋骨との関節部分がきれいにフィットしない症状。主な原因は噛み合わせの悪さです。程度が軽ければ生活に大きな支障がないケースもありますが、アゴの周りの筋肉に無理な負担が掛かって食事がつらかったり、頭や歯が痛かったりなど様々な症状で悩む人がいるのが現状。重度になるとひどく肩が凝る、歯を食いしばりすぎて歯が割れる、アゴ周辺の左右の筋肉のバランスが悪いため顔がゆがんで見えるなどのケースもあります」

顎関節症、放置すると恐ろしい病気なんですね。そんな名取氏自身も顎関節症に悩んでいたそうで、日々の生活での注意を“先輩”として教えてくれた。

「歯ぎしりをするクセのある人は要注意。就寝中の歯ぎしりは自覚症状がないケースも少なくないので、家族や友人などに聞いてみるといいでしょう。最近では、パソコンに向かう時間が長いために脳や目が疲労してストレスが溜まり、そのストレスを発散するために無意識のうちに歯ぎしりしてしまう、という人が増えています。その意味では、仕事で脳や目を酷使する人は誰でも注意が必要ですね。ストレスを溜めないように気分転換をすることも大事です」

何事においてもストレスは大敵、だとは分かっていたがアゴにまで影響が及ぶとは。仕事を頑張りすぎてしまうR25世代、上手な息抜きを見つけて、この病気にかからないようにしたいところだ。
(伊藤 裕/GRINGO&Co.)

※この記事は2012年3月に取材・掲載した記事です

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