習慣化コンサルタントがコツを伝授!

悪習慣を断ちきる7つのポイント

2015.03.12 THU


一度身についてしまった悪習慣はなかなか断つのが難しいもの。解決のためにはその悪習慣にも意味、メリットがあることに気づくことが大切。 画像提供:ファイン / Imasia
いつのまにか身についてしまった悪習慣。やめようと思っても、ついついやってしまい自己嫌悪に陥ることも。なんとかやめる方法はないものだろうか…。そこで『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』の著者で習慣化コンサルタントの古川武士さんにお話しをうかがいました。

―古川さん、ズバリ悪習慣がやめられないのはなぜですか?

理由は2つ。ひとつは悪習慣が行動パターンとして無意識に刷り込まれているからです。もともと人間には変化に抵抗し現状維持しようとする生存本能が備わっています。悪習慣でも一度身についてしまったものを絶ち切るには大変なパワーが必要なんです。

そしてもうひとつ、悪習慣には、なんらかの欲求を満たす心理的メリットがあるからです。例えば、習慣化しているのが炭酸飲料の飲みすぎの場合、少なくとも飲んだ瞬間はいい気分になるメリットを感じているわけですよね? 長い目でみれば悪習慣と思える行動も、その瞬間は当人の“必要な行動”であるため、やめるのが難しいのです。

―そこからどうすれば悪習慣をやめられるんでしょうか?

悪習慣そのものより、その行動をとってしまう理由に注目しましょう。「ついやってしまう悪習慣」なら、悪習慣にある心理的メリットを突き止めること。それを同じメリットが得られる別の習慣にすり替えていけばいいんです。例えば炭酸飲料を手放せない人が、それを飲むことは、イライラや緊張を解きほぐすメリットにつながっていると気づいたとします。ならば求めているのは炭酸飲料ではなくリラックスですから、リラックスを感じられるお茶や砂糖なしの炭酸水などに切り替えればいいんです。

―休日をだらだら過ごす、運動が続かないといった「やらない悪習慣」についてはどうすればいいのでしょうか?

自分がやりたいこと、理想の一日のスケジュールを書き出して「見える化」することです。そしてこれを現実と比較すると、問題の原因がわかったりします。悪習慣同士はつながっていることもあるので、元凶となる悪習慣がわかれば一気に解決することもあります。

その際、だらだらすることが休息になるなら、やっていいんですよ。無意識にだらだらモードに入って時間を過ごすのは無駄ですが「●時までは、だらだらする」と意識的に時間を区切って過ごせばそれも“充実したひととき”です。それまでの習慣を断つ、あるいは新しい習慣を始める際には、こうして「意識的」に物事を行うことが重要です。

―では良い習慣を続ける方法は?

運動やダイエットが続かない人は初めから目標が高すぎたり、完璧主義に陥っているケースが多い。行動は小さく、ただ切れ目なく積み上げていくことです。「今日は走れなかったから、明日に今日の分もやる」という妥協は挫折のもと。「今日は走れなかったけど、家で腕立てをする」など代替となる行動を必ずとることですね。

以下は、古川さん監修による「悪習慣を断ち切る7つのポイント」。“わかっちゃいるけどやめられない”というタイプはぜひ参考に!

●悪習慣を断ち切る7つのポイント
1)悪習慣が満たす心理的メリットを書き出してみる
2)同じ心理的メリットが得られる習慣に切り替える
3)理想の1日と現実の1日を比較してみる
4)時間やお金のムダ遣いは、占める割合の大きなものからやっつける
5)時間のけじめを付けるためにタイマーを導入する
6)運動や勉強、ダイエットなどはベビーステップ(小さな目標)から始めよう
7)できなかったことより、できたことに目を向けよう

(取材・文 熊山 准)

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