体脂肪率、抜け毛に白髪…

体にまつわる“年相応”の平均学

2015.05.09 SAT


平成22年の「国民健康・栄養調査」によると、『体重kg ÷ (身長m)2』の数式で導き出されるBMI値が25以上の肥満者は、男性の30.4%とのこと。これに含まれている人は、駅でエスカレーターを利用せず階段を上るなど、一日の「歩数」を増やしてみてはどうだろう
R25世代といえば、30代に向けてカラダの変化を実感し始める年代。年代別の体脂肪率や、抜け毛が始まる年齢など、参考になる「平均値」や各種データを知っておけば、自分が実年齢に比べて若いのか、老けているのかがわかったり、健康管理の役に立ったりするんじゃないか?

ということで、まずは体脂肪率から。大型調査で「平均」を割り出したデータはないようなので、まずはタニタ体重科学研究所に年代別の「標準的な体脂肪率」を聞いてみると、20代男性で「17.0%」、30代男性で「18.0%」、同じく40代で「20.0%」、50代で「21.0%」とのこと。体脂肪率の適正水準として、20~30代の差はわずか1.0ポイントだった。30歳を超えても、20代と変わらない体脂肪率の維持が求められていることがわかる。

さて、見た目で気になるのは、やっぱり頭髪のこと。例えば、抜け毛は加齢によってどれくらい進行していくのだろう? リーブ21の調査によると、脱毛が進んでいると感じている人の割合は、10代男性で「13.5%」、20代で「27.2%」、30代で「35.6%」、40代で「48.8%」。また、薄毛治療を行う城西クリニックに患者の年代別構成比を聞いてみると、20代が「24.1%」、30代が「41.0%」、40代が「24.6%」とのことだった。脱毛・薄毛は30歳前後から進行することが多いようで、気になる人は30代から治療を受けても決して早すぎというわけではないようだ。

また、“立身出世の兆し”ともいわれる、20代の「若白髪」。珍しいようにも思えるけれど、ヘアカラー製品を展開するホーユーの調べでは、白髪の量が“ちらほら”以上ある人の割合は、25歳以上30歳未満の男性で「22%」とのこと。30歳以上35歳未満で「37%」、35歳以上40歳未満で「54%」。50%を超える35歳以上になったら、白髪が目立っても年相応と言えそうだ。

ちなみに、平成22年の「国民健康・栄養調査」(厚生労働省)によると、一日の「歩数」の平均は、20代で「8322歩」、30代で「8278歩」となっており、誤差の範囲というところ(40代は「7873歩」と、少し減る)。お腹まわりに肉がつき、「付き合いでお酒が増えて…」なんて言い訳をしてしまいがちなアナタ、体脂肪計と歩数計を完備して、“年相応”の数値を目安にしてみては?
(西田友紀/blueprint)

※この記事は2012年5月に取材・掲載した記事です

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