オーストラリアの心理学者が調査した「ビアゴーグル現象」

「ほろ酔い」だと1.5倍美女になる

2015.05.11 MON


wavebreakmedia / PIXTA(ピクスタ)
意中の女性を口説き落とそうとする時には、お酒の勢いを借りたくなるもの。スケベな下心があるのも否定できないが、ムードを和らげるためにはお酒は絶好のアイテムといえるだろう。

それに、相手の飲みっぷりがいいと、それだけでなんだかハードルが下がったような気がしてくる。それどころか、最初はさほど意識していなかった異性でも、お酒が進むにつれ、だんだんイイ女に見えてくることもあるような…。

「それは“ビアゴーグル現象”といって、お酒(ビール)が入ると異性に対する評価が寛大になり、シラフの状態の時より魅力的に見えることが、心理学でも実証されています。ただし、それはあくまで“ほろ酔い”状態の話なので、酔っ払えばいいというものではありません」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。なんでも、お酒を飲むと相手が魅力的に見えるのは確かだが、それは“酔いの度合い”によっても変わるのだとか。

「オーストラリアにあるボンド大学の心理学者マイケル・リバーブ氏が、パブに飲みに来ていた酔客80人を対象に、次のような調査を行っているんです。リバーブ氏はまず、全員に呼気テストを行って酔いの度合いを測定し、そのうえで異性の写真を見せてその魅力を採点させました。集計した結果、ほぼシラフの状態だった人の平均点が3.26点であったのに対し、ほろ酔い状態の人の平均点は4.67点を記録。しかし、さらに深く酔っ払った状態の人では、4.50点と点数を下げることもわかりました」

つまり、異性がもっとも魅力的に見えるのは、適度なほろ酔い状態の時ということ。シラフの時と比べて、女性の魅力が1.5倍近く“かさ上げ”されていることがわかる。一方で、「ほろ酔いを越えて泥酔に近づくと、今度は恋愛が二の次になってしまい、異性への関心が薄れてしまう」と内藤先生。

やはりお酒はほどほどに…というのが、恋愛においてもポイントになるようだ。
(友清 哲)

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