40男、至高の一皿を求める

150年の歴史を誇るエスプレッソ専門店が初上陸

2015.05.12 TUE


40男、至高の一皿を求める/150年の歴史を誇るエスプレッソ専門店が初上陸/ボンドルフィ・ボン
タイムマネジメントにうるさい紳士にも、忙しい日常のなかでほっと息をつく空間が必要なのは、いつの時代も変わらない。それが極上のエスプレッソを飲ませてくれる瀟洒なカフェであったなら格別だろう。東急・代官山駅から徒歩3分、代官山東急アパートメントの跡地に建てられた複合施設「TENOHA DAIKANYAMA」の一角に昨冬オープンした「ボンドルフィ・ボンカフェ」は、イタリア・ローマで創業150年の歴史を持つ老舗カフェバーの日本第一号店だ。

■「ドン」が食したあのスイーツを味わえるのも嬉しい

当代で6代目となるボンドルフィ家のビジネスは、アラブ原産の最高級コーヒー豆などを扱う輸入商として始まり、のちに当地のハイクラスな顧客が集うラクジュアリス・バーとして大きな成功を収めたことでローマの商業史に名を残す。イタリアの伊達男たちを魅了したその名店の流儀は、ここ日本においてもしっかり息づいている。本場と同じ作法で提供されるエスプレッソをはじめ、黒板にぎっしりと手書きされた食前・食後酒メニューの数々は、紳士が訪れるカフェバーならではの貫禄を感じさせる。

さらにスイーツの種類の豊富さと、ガツンとくる甘さも現地さながらだ。なかでも映画『ゴッドファーザー』でお馴染みのシチリア郷土菓子「カンノーロ」を味わえる機会は都内においてもそう多くないので、ぜひ試してみたい。「重たいケーキはそろそろキツイ」なら、定番のカントゥッチをはじめとしたイタリア流の一口菓子も各種取り揃っているのでご安心を。

店内は決して広くないが、5つのテーブル席とカウンター席の配置はゆったりした余裕を感じさせる。インダストリアル系でまとめられた内装は、洗練のなかにも男らしさを漂わせ、40~50代のediteur世代の紳士がひとり軽やかにカップを傾けるのにも相応しいムードが保たれている。だが、もし陽気のいい日に訪れたならば、ぜひ店外のテラス席をおすすめしたい。石畳が敷き詰められた「TENOHA」の中庭は、多種多様なグリーンで鮮やかにガーデニングされており、まるでヨーロッパの避暑地にバカンスに来たような気分にさせてくれる。気候が穏やかになるこれからの季節、まさに極上のリラックススペースになるはずだ。

記事提供 / 素晴らしきオトナたちへ。モテるオトナの悦びを。[editeur エディトゥール]

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