簡単にできる肩甲骨ストレッチ、教えます

「肩コリから来る頭痛」対処法は?

2015.05.20 WED


頭痛は肩コリのような身体的な原因のほか、精神的なストレスが原因となることも。度重なるストレスで筋肉が緊張状態になるそう。リラックスすることも解決への近道です 画像提供/すなべしょう / PIXTA(ピクスタ)
普段、頭痛持ちではない私ですが、たまにズキズキとした痛みを感じることが。頻度も少ないので気にせずにいましたが、肩コリのせいで頭痛が引き起こされることがあると聞いて、ビックリ! それなら心当たりがあります…。小林メディカルクリニック東京の小林暁子先生、肩コリと頭痛の関連性について教えてください。

「筋緊張性頭痛というタイプは、肩甲骨まわりのコリと関連性があり、ずんずんと重く響くような頭痛が引き起こされます。首筋から後頭部にかけて痛むことが多く、PCやスマホの過度な利用によって、うつむいた姿勢で固まってしまったのが大きな原因です。首、肩、肩甲骨周辺の筋肉が緊張した状態となり、それによって血行不良になり、溜まった老廃物が神経を刺激して頭痛につながります。血行やリンパの流れから改善する必要があるため、治りにくい頭痛です」

根本の原因である肩甲骨まわりのコリをほぐすことが大切になるようですが、単に首を回すだけでは意味がないようです。「まず蒸しタオルや入浴などで、肩甲骨周辺を温めて、血行を促進してからストレッチをおこないましょう」と小林先生。コリをほぐすのに便利なストレッチを、2種類教えてもらいました。

◆ひとつめのストレッチ
1)胸の前でひじを横に張り、指を上に向けた状態で手の甲を合わせます。
2)ひじを動かさないようにしながら、両腕を体の真横まで開き、指は上のまま手のひらを外側に向けます。
3)2の状態で、ひじを上下に少し動かしましょう。

◆ふたつめのストレッチ
1)両腕を肩の高さで前に伸ばし、両腕を交差させて両手をつなぎます。
2)1の状態で肩をぐるぐると回してみてください。肩甲骨が動くのを感じられるはずです」

この原稿を書きながら、ふたつのストレッチを試してみたら、ビックリするほどゴリゴリと肩甲骨が動いてスッキリ! これなら無理なく続けられそうです。

「頭痛には片頭痛や群発頭痛など、いくつもの種類があり、それぞれ対処法は異なります。たとえば片頭痛の場合、筋緊張性頭痛と逆で、血管を冷やすことが必要です。自分の頭痛がどの種類なのか調べることも大切で、とくにひどい頭痛のときは専門医に診てもらってください」

頭痛が原因で吐き気をもよおしたり、手足がしびれたりといった症状に見舞われることもあるようです。頭痛が気になる人は、自分のタイプを調べたうえで普段の生活習慣を振り返りつつ、ひどいときは病院に行くようにしましょう。
(富永明子)

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