芸能人だとウン億円なんて話も聞くけど…

「浮気して離婚」慰謝料はいくら?

2015.05.29 FRI


wavebreakmedia / PIXTA(ピクスタ)
色恋沙汰には揉め事が付き物。「永遠の愛」は冷めやすく、女心もうつろいやすいもの。裏切られた!と傷ついても、こればかりはどうしようもない。できることといえば、傷ついたハートを(精神的損害)お金の力で癒してもらうことくらい――そう慰謝料請求だ!

…というわけで、別れを告げた交際相手から「慰謝料を払え!訴えてやる!」なんて迫られるケースがある。とりわけ、別の異性との浮気が発覚すると、トラブルに発展しやすいのはご存じの通り。はたしてこんな時、僕らは慰謝料を払う義務があるのだろうか?

結論からいえば、これは「NO」。単に「恋人同士」の関係なら、浮気による慰謝料請求権は発生しない。浮気による慰謝料を請求できるのは、「結婚している」「内縁関係にある」「婚約している」などの場合のみ。

では、結婚している男性が浮気をしたらどうなるのか?
弁護士に取材したところ、慰謝料の金額は、

●単に浮気をしただけ…10万~150万円
●浮気が原因で離婚に至った場合…200万~300万円

が相場だという。かなり幅があるが、これは、浮気した側の支払い能力(収入)や婚姻期間、幼い子どもの有無等の事情によっても変化するという。

「浮気以外」でも慰謝料の支払いを命じられることがあるのは、「風俗通い」や「セックスレス」など。たとえば、妻が再三やめてほしいと言ったのに、ソープランドに通い続けた夫に、離婚慰謝料として100万円の支払いを命じた判例がある。また、SEXを拒否し続けた妻に、離婚慰謝料として150万円の支払いを命じた判例もある。

余談ながら、芸能人の高額な離婚慰謝料が話題になることもあるが、あれは「財産分与」を含んだ金額である可能性が大。仮に裁判で慰謝料の金額を争った場合は、いくら稼ぎがあっても、億単位の支払いを命じられることはまずあり得ないという。

もっとも、慰謝料の金額は夫婦双方の話し合いで決められるので、互いに合意すれば、いくらでも構わない。双方の主張(要求金額と支払っても良い金額)に開きがある場合は、弁護士による和解交渉で折り合いをつけにいくケースが多い。願わくは、そんな状況にならないことを祈るばかりですが…。

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