モテる40代の遊びガネ錬金術

メリット多々な株式長期保有。オススメ銘柄は?

2015.05.28 THU


モテる40代の遊びガネ錬金術/メリット多々な株式長期保有。オススメ銘柄は?
株価動向を常にチェックし、デイトレードで株の売買を繰り返すのは一般企業で働く40男にはハードルが高い。しかし、資産管理としての株式投資の魅力も捨てがたい。そんな人にピッタリなのが株式の長期保有だ。株の売買益で儲けるのではなく、株を保有して毎年配当金を受け取る、株主本来の姿といえるもの。バリュー投資家の角山智さんに株の長期保有のメリットについて話を伺った。

■■今回のアドバイザー
バリュー投資家 角山智さん

1963年生まれ、奈良県出身。個人投資家出身のバリュー投資アドバイザー。著書に『「敵」と「自分」を正しく知れば1勝1敗でも儲かる株式投資』『今なら間に合う! 出遅れ大化け割安株投資法』などがある。

■優良銘柄の長期保有で増配当を狙う!

角山さん「優良銘柄を適正株価以下で取得できれば、株価が買値の数倍になるような大きな成果が得られる可能性があるのが、長期保有のメリット。優良銘柄の企業は毎年のように増配を行うので受取配当金が年々増えるのも特徴です。

また、高配当の銘柄ならば、上昇していた株価が下落しはじめたり、上昇が止まったりなどの一時的な“調整局面”において、高い配当利回りが下支えして株価をあまり下げないケースもあります」

■長期保有にオススメの優良銘柄3選

角山さん「そんな長期保有に向いている株のタイプは2種類。ひとつめは、優良企業にもかかわらず、一時的な悪材料により株価が低迷し、配当利回りの高くなっている銘柄です。

たとえば、配当利回り3.9%の三井物産(8031)は、主要事業に関わる原油など資源価格下落の影響で、株価がさえません。そのため、これから配当が減らされる可能性もありますが、長期投資家ならば、検討の余地ありです。現在の局面を乗り越えれば、再び配当も戻ると思われます。

親会社が石油メジャーのロイヤル・ダッチ・シェルの昭和シェル石油(5002)の利回りも3.4%と高配当。しかし、ここも原油価格の下落が悪材料となり投資家から嫌われています。しかし、三井物産と同じように、このような状況が長続きしないと考えるならば、視野に入れてみてください。

ふたつめは、中長期的に売上・利益・配当ともに増やしてくれそうな高配当のバリュー株です。内需関連株を丹念に探せば見つかります。

その代表選手である朝日ネット(3834)の配当利回りは高配当の3.4%。アベノミクスの恩恵にあずかれていない地味株ながら、将来に向けての大掛かりな設備投資も必要なく、インターネット接続業者という面でも安定した収益が見込めます」

(注)配当利回りは2015年4月17日終値で計算

■銘柄選びは、より慎重に行うべし!

角山さん「銘柄選択が何よりモノを言うのが、長期保有株です。そのため、一時的な流行業種や銘柄を追わないよう心がけてください。また、景気の動向によって業績が大きく左右される“景気循環株”を好況下で成長株と勘違いして買ってしまうと、不況に突入した途端に業績が悪化し、配当を減らされたり無配に陥ったりするリスクもあります。


銘柄選択を誤ったり、高値で掴んだりした場合は、長期間にわたり塩漬けに苦しめられる可能性も。長期保有が前提の買い付けの際は、景気が良すぎる、株価水準が高すぎると感じた場合、2~3年ほど待つのが得策です。一方、すでに保有中の銘柄がある場合は、日々の値動きに対して必要以上に神経質にならないよう注意してください」

■最後にアドバイザーからひと言

「毎年15%の増配を続ける銘柄を選ぶことができれば、配当は5年後に2倍、10年後に4倍まで増えます。将来の配当を楽しみとして、長期投資に挑戦してみませんか」

記事提供 / 素晴らしきオトナたちへ。モテるオトナの悦びを。[editeur エディトゥール]

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