ファイナンシャルプランナーも太鼓判

「デビットカード」の節約効果とは

2015.05.28 THU


便利なだけでなく、節約にも効果があるというデビットカードを使いこなせば、スマートライフが手に入るはず!
最近、CMなどで目にする機会が増えた「デビットカード」。電子決済カードのひとつで、アメリカでは15歳以上人口の76%以上が、イギリスにいたっては96%以上が保有しているというデータもある(2014年Global Findex調べ)。

近年は日本でも利用者が増加中だという。この要因はどんなところにあるのだろう? ファイナンシャルプランナーの横山光昭さんに聞いてみた。

「少し前はそもそもデビットカードの存在を知らない、という人が多かったのですが、現在はたとえ利用していなくても名前は聞いたことがあるという人が増えた印象ですね。日本でも2006年から国際ブランド付きのデビットカードが発行されていますが、とりわけ2013年に大手都市銀行がデビットカードを発行し始めたことで、より耳にする機会が増えたのではないでしょうか」

では、ここで改めてデビットカードとクレジットカードやプリペイドカードとの違いを横山さんに教えてもらおう。

「クレジットカードと最も異なるのは、即時決済ができる点です。クレジットカードだと、商品の購入から支払い金額の引き落としまでタイムラグがありますが、デビットカードは商品を購入したその場で、自分の預金口座から支払い金額が引き落とされます。つまり、“カード化された現金”といったイメージでしょうか。そうした意味では、プリペイドカードに近いかもしれませんが、デビットカードであれば事前に現金をチャージする手間が掛からないのでとても便利です」

コンビニでちょっと買い物をしたいときなど、手持ちの現金が足りなくてもATMでお金を引き出す必要がないため、一枚持っていると便利そう。

「日本でデビットカードのサービスを展開しているのは、VisaやJCBといった、クレジットカードでも馴染みのあるブランドです。基本的には、それらのブランドのクレジットカードが決済できる店舗であれば、国内・海外問わず、またインターネットでも利用可能です。デビットカードを利用するには発行銀行に預金口座を開設している必要がありますが、クレジットカードのように発行の際にかかる審査はないことがほとんどです。現在、日本では12行の銀行がデビットカードを発行していますが、それぞれ年会費の有無や海外での利用手数料が異なるほか、キャッシュバックやポイントがつくもの、24時間365日使えるものなど 様々なデビットカードがあります。自分の生活スタイルにあわせて選ぶといいと思います」

自身も3枚のデビットカードを利用し、ヘビーユーザーでもあるという横山さんですが、便利なだけでなく“節約効果”も期待できるそう。

「デビットカードは預金口座から即時で引き落とされるので、すぐにインターネットで利用額や口座残高を確認できます。家計の状況がリアルタイムで分かるので、現金からデビットカードに切り替えることで、お金の管理がしやすくなります。また、以前の僕がそうだったのですが、“現金を持っているとすぐ使ってしまう”という人も、口座からすぐに引き落とされることで、口座残高を気にかけながら、本当にこの買い物が必要かどうかいったん考えるので、無駄遣いの防止にもなると思います」

2020年の東京オリンピックに向けて、キャッシュレス化が進んでいる昨今。これまで以上にデビットカードが広まっていくはず。乗り遅れる前に、試しに一枚持っておくのも手かも?
(末吉陽子/やじろべえ)

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