38%が「ピア・プレッシャー」の重圧に影響されていた

高校生の「初体験」最大の理由は?

2015.06.02 TUE


【Tig.】Tokyo image groups / PIXTA(ピクスタ)
モテたい、彼女がほしいという願望とは別に、このごろひしひしと感じることがある。それは、「いい歳をしてパートナーがいないのはいかがなものか」という、そこはかとない焦りである。

周囲は次々に結婚していくし、家庭を持ち始めている。なんだか、どんどん取り残されてしまっているような気すらする。

「人間というのは、皆さんが思っている以上にプレッシャーに弱い生き物ですからね。でも、そういった焦りから判断を誤らないよう、注意してほしいものです。心理学の世界では、周囲の状況と自分を比較して無意識に感じる重圧のことを、『ピア・プレッシャー』と呼んでいます」

そう忠告するのは、心理学者の内藤誼人先生だ。ピアとは仲間。つまりコミュニティ内の同調圧力が心理に及ぼす影響は大きく、時として判断を狂わせることがあるのだという。

「たとえば体の関係にしてもそう。レバノン・マリー大学の心理学者サルバトーレ・キュラリ氏が、ある公立高校の学生を調査対象に、こんな調査を行っています。すでに初体験を終えている学生対して、初めてのセックスをすることになった要因を尋ねたところ、最も多かったのは『周囲からのプレッシャー(38%)』というものでした。友達が次々と初体験を済ませていくなかで、自分だけ未経験なのは恥ずかしいという心理が働いたわけですね」

若かりしころ、こういったプレッシャーを感じた経験が、誰しもあるだろう。それ自体は必ずしも悪いことではないが、「プレッシャーに影響された結果、好きでもない相手と行為に及ぶようなことは、やはり避けるべき」と内藤先生。

「友人知人が次々に結婚していく状況で焦りを感じるのは、仕方ありません。でも、そうしたプレッシャーに負けて相手選びを間違えるようなことがあったら、その方が不幸ですよね」

つまりは周囲に流されず、しっかりと自分を持つということが、恋愛においても大切なのだ。

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