食事、治安、インフラの高さが魅力

海外赴任経験者6割「日本が良い」

2015.06.13 SAT

世論調査


「日本」派の中にも、海外赴任中の仕事は日本より大変、という人はみられなかった。「海外」派からは、むしろ日本にいたときより「時間に余裕がある」(36歳・女性)という声も。やっぱりうらやましい話… 画像提供/Yayimages / PIXTA(ピクスタ)
イギリス・ロンドンでの赴任生活を終えて、「やっぱり日本は最高だ!」と語る金融会社に勤める友人。物価の高さや美味しい日本食がないこと、そして遊び仲間が少なくて寂しかったことが理由のよう。ロンドンのシティ付近に暮らせるなんてうらやましい話だが、生活するとなると結構大変なのかも。実際、海外赴任経験のある20~30代ビジネスパーソン100人(男性60人、女性40人)に調査したところ、ご覧のような結果に…(調査協力/アイ・リサーチ)。

〈「海外での生活」と「日本での生活」、どっちが良い?〉
・海外のほうが良い派 39人/100人中
・日本のほうが良い派 61人/100人中

【男性】
・海外のほうが良い派 21人/60人中(35%)
・日本のほうが良い派 39人/60人中(65%)

【女性】
・海外のほうが良い派 18人/40人(45%)
・日本のほうが良い派 22人/40人(55%)

先の友人のように、約6割が「日本のほうが良い」と回答。「海外派」「日本派」それぞれの理由もご紹介しよう。

●海外のほうが良い派
・個人的に、自分らしく生きられると感じるから(34歳・女性)
・仕事とプライベートがはっきりと区別されている(36歳・女性)
・いろいろな国籍の友人と仲良くなれる!(36歳・男性)
・色んな国に旅行出来る(34歳・男性)
・新しい発見にめぐまれるのと、自身の実力が試されるから(30歳・男性)
・本社の監視がゆるくてのんびり過ごせるから。日本と違って便利でないことが多いから刺激的で楽しい(33歳・男性)
・赴任手当が出るから(38歳・男性)
・家が広い。様々な勉強ができる(38歳・女性)
・物価が安い(35歳・男性)

●日本のほうが良い派
・食べ物がおいしいし、夜も出歩ける(38歳・男性)
・四季がある方が体調が良い(27歳・女性)
・どのサービスも気遣いがよい(38歳・男性)
・自分の力を発揮できる(34歳・女性)
・治安や言葉の壁がいつも不安だった(26歳・男性)
・日本の方が慣れているので、ストレス解消がしやすいし安心できる(38歳・女性)
・インフラが整っている。 民度が高い 食べ物が美味しい(37歳・男性)
・家族と一緒に暮らせる(35歳・男性)
・ネットの環境が良く、食事もおいしいから(33歳・男性)

「海外」派は、日本との違いを「刺激」とポジティブに捉えるなど、たくましく楽しんでいる様子がみてとれる。また、赴任手当や家の広さなど、海外生活ならではの「メリット」を享受している人も多いようだ。

一方、「日本」派は、慣れ親しんだ生活が一番!という声が多かった。海外に出たからこそ、日本の食事やインフラの質の高さ、治安の良さに気付かされるのかもしれない。

ただ、「日本」派も、「もう海外暮らしはこりごり」というわけではないようで、将来また海外暮らしをしたいか尋ねてみると、こんな結果になった。

〈将来、また海外で暮らしたい?〉
・そう思う派 62人/100人中
・そうは思わない派 38人/100人中

比較すると「日本での生活のほうがよい」ものの、環境の変化を楽しんだ人も多かったのかもしれない。…なんて考えると、やっぱり一度くらいは「海外暮らし」をしてみたくなりますよね。

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