皮脂の過剰分泌で地肌に刺激!「二度洗い」が効果的

「頭皮のかゆみ」原因はストレス!?

2015.06.20 SAT


イライラしてつい頭をかきむしる…。無意識にしてしまいがちな行為だが、もしかしたら体からの“ストレス”のサインかも
梅雨があければいよいよ夏本番。刺すような日差しや紫外線から大事な頭皮を守るべく、帽子をかぶるなどの対策をする人も多いだろう。だが、いくら対策をしていても、頭皮がかゆくてたまらないことも。乾燥してフケが出がちな冬場ならいざしらず、蒸し暑い夏でも頭皮がかゆくなるのはなぜか?

実は、その原因のひとつとして注目されているのが「ストレス」だ。しかし、ストレスが頭のかゆみにつながってしまう理由はなんだろう。ルネッサンスクリニック新宿院の笠井敬一郎院長に聞いた。

「そもそも頭皮のかゆみの原因のひとつは、皮脂の過剰分泌。皮脂は酸性なので、地肌への刺激となってかゆみを生じるんです。ストレスにさらされていたり、緊張状態にあったりすると交感神経が活発になって皮脂を分泌しやすくなる。その結果、頭皮がかゆくなることがあります」

仕事でイライラしている時に頭をかきむしってしまうことがあるが、これは単なるクセではなくて、ストレスを感じて頭がかゆくなっているから…という見方もできるのだ。 

「ただ、あまりかきむしると皮膚を傷つけてしまい、刺激に敏感になってかゆみがますますひどくなることも。かゆみが痛みに変わって脂漏性湿疹などの皮膚病になる可能性もあるので、少しくらいのかゆみであれば、帽子の通気性をよくしたり、頻回に汗を吹いたりしてなるべく我慢したほうがいいでしょう」

また、食生活の乱れや睡眠不足も頭皮のかゆみの原因のひとつ。ストレスを感じていると、夜更かしして酒を飲んだり脂分の多いものを食べたりすることも増えるが、こうした外的要因も含めてストレスが頭皮のかゆみを引き起こしているというわけだ。では、どうすればかゆみを防ぐことができるのだろうか。

「シャンプーで頭皮の皮脂をしっかり落とすこと。髪の毛にはある程度の油分が必要なので、一度にシャンプーをするのではなく、まず頭皮だけをもみ洗いして余分な皮脂を落とし、その後、髪の毛を優しく洗うという“二度洗い”をするといいでしょう。また、いくらストレスを感じているからといって、暴飲暴食や夜更かしは頭皮のかゆみ、ひいてはAGA(薄毛)の進行を促すだけなので、できる限り避けるようにしましょう」

いずれにしても、普段かゆみを感じていなかったのに急に頭がかゆくなったら、それはストレスや生活の乱れの証。かきむしる前に、まずは自分の暮らしを見直してみることが必要なのかも。
(鼠入昌史/Office Ti+)

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