モテる40代の遊びガネ錬金術

注目必至! インバウンド関連株の選び方

2015.06.30 TUE


モテる40代の遊びガネ錬金術/注目必至! インバウンド関連株の選び方
近年、日本を訪れる外国人旅行客(インバウンド)が街にあふれていることは、時代の流れに敏感な40男ならば察知しているはず。円安の影響と高い技術を誇る日本製品が彼らを魅了し、莫大な経済効果を生んでいるという。そんな状況を受け、インバウンド向けの事業を展開している企業の株にも注目が集まっている。今が狙い目のインバウンド関連株の見分け方について、カブ知恵の藤井英敏さんに詳しく聞いた。

■■今回のアドバイザー
株式会社カブ知恵
代表取締役 藤井英敏さん

1989年早稲田大学政治経済学部経済学科を卒業後、日興證券(現SMBC日興證券)に入社。前職のフィスコでは執行役員を務め、マーケットアナリストとして活躍し退社後、同社のIPOを経験。株式情報サイト「カブ知恵」を運営中。

■国も後押し! インバウンド関連株

藤井さん「インバウンド関連銘柄とは、その名の通り訪日外国人旅行客の消費行動に関連する企業の株です。たとえば、訪日外国人観光客が家電を購入するビックカメラ、ヤマダ電機などの家電量販店、象印マホービンといった調理家具メーカー。そのほかにも、三越伊勢丹HDや高島屋などの百貨店やプロルート丸光、ドンキホーテHDといった小売店なども人気です。また、日本航空ビルディングや帝国ホテルなど航空・宿泊関連などもインバウンド関連株の代表格といえます。

実際に、象印マホービン(7965)は、2015年2月16日には727円だった株価が、5月21日に1835円。小売のプロルート丸光(8256)に至っては、2015年2月13日の時点で80円の株価が、5月21日には573円にまで上昇しました。

また、政府も日本を観光立国にしようと、訪日外国人向けにさまざまな政策を打ち出しています。相場には『国策に売りなし』という格言があるように、国の方針に後押しされている企業の業績は成長する可能性が高いため、株価は上昇することが多い。これらの判断材料から、今後もインバウンド関連銘柄は堅調だと思います」

■狙い目は家電量販店のラオックス

藤井さん「インバウンド関連株の具体的な見分け方は、訪日旅行客向けに事業展開している、もしくは訪日旅行客増加が業績の追い風になる企業です。また、免税店を運営しているのも特徴のひとつ。

そして、実際に銘柄選びをする際には、売上などのデータをしっかり読み解くのがポイント。多くの小売各社は、月次売上などのデータをしっかり出しているので、毎月一回は業績が順調かどうかを確認してください。そういったデータを出していない企業についても、少なくとも3カ月に1度公表される四半期決算をチェックして、インバウンド消費を売り上げに順調に取り込めているか否かの判断が必須です。

今後、株価値上がりを期待できる銘柄を挙げるならば、家電量販店のラオックス(8202)が狙い目。事実、2015年3月10日には251円だったラオックスの株価は、5月20日には409円に上昇しました。積極的に出店攻勢を進めた結果、今後も売上・利益の成長が見込めます」

■政治・外交問題にも気を配る

藤井さん「堅調なインバウンド市場といえど、いくつかのリスクが存在します。円相場が現在のように長期円安傾向のうちは問題ありませんが、もしも長期円高傾向に突入すれば、そのまま逆風になるので注意が必要です。

また、尖閣諸島や竹島問題のような政治・外交の問題が起きれば、双方の国民感情の悪化を招き、インバウンド消費を冷やす可能性があるので、世界情勢にも気を配りましょう」

■最後にアドバイザーからひと言

「インバウンド関連銘柄は、今後も息の長い大きなテーマなので、物色の価値ありです」

記事提供 / 素晴らしきオトナたちへ。モテるオトナの悦びを。[editeur エディトゥール]

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