親に子育てを手伝ってもらうときの心構え

ジジババに育児を手伝ってもらう秘けつ

2015.06.30 TUE


孫の肩に手を添える祖父母
同居にしろ別居にしろ、じいじとばあばが「チーム子育て」の強力なサポートメンバーだという家庭は多い。だが、関わる時間と比例して、お互いへの不満も目についてくるもの。

では祖父母に子どもをお願いするとき、パパママが気をつけるべきこととは? 自身も両実家に助けてもらいながら2児を育てた、NPO法人孫育て・ニッポン理事長のぼうだあきこさんに聞いた。

「まず大切なのは、“情報共有”です。保育園に子どもを通わせるママたちにいつも言っていることは、園で風邪や感染症が流行してきたら、両家の祖父母にもその状況を伝えておくべきということ。近々お願いするかもしれません、という予告先発ですね(笑)。働くパパママなら、祖父母だけでなく、会社の同僚にも同様に手を打っておきましょう」(ぼうださん 以下同)

確かに、別々に暮らす祖父母たちにしてみれば、事前の心構えはあるに越したことはない。突然、予告なしに電話がかかってきて『◯◯が発熱したから保育園に迎えに行って!』と言われてから慌てて動くのと、あらかじめ荷物を準備してスタンバイOKの状態から動き出すのでは、心の余裕はまったく違ってくるだろう。

「特に、病気の子どもを祖父母にお世話をしてもらう場合は、多少の甘やかしは大目に見てあげてください。子どもにしてみれば、自分の体調が悪いうえに最愛のママもいないので不安定な状態になるのも無理はありません。そんな孫をかわいそうに思う祖父母が、泣かせたくない、寂しい思いをさせたくない一心で甘やかすのは仕方がないことと割りきりましょう」

一方で、身内だからといって厚かましく甘えすぎない気遣いも大事だ。

「もしも遠方から来てもらうなら、飛行機代はこちらが持つ、家にずっと居てもらうと疲れるだろうからホテルを押さえて代金はこちらで負担するといったフォローも必要です。感謝の気持ちをしっかり伝えたうえで、負担になりすぎていないか気を配ることも忘れないで」

親しき仲にも礼儀あり。おざなりな感謝の言葉だけではなく、+αで「ありがとう」の気持ちを伝える姿勢も見せたほうがいいという。

「祖父母に金銭的なゆとりがあるなら不要かもしれませんが、ときにはお金やプレゼントで御礼をすることも大事。ばあば、つまり女性の場合はおいしいスイーツを贈ってもらってうれしかったという意見をよく聞きますよ」

助っ人として頼りにできるのも、祖父母が元気で健康だからこそ。人生の先輩として敬意を払いつつ、快く「孫育て」に参加してくれる親への感謝を忘れずに!
(阿部花恵+ノオト)

記事提供/ママの知りたいが集まる『mamatenna(ママテナ)』

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