結婚する前に知っておきたい!

彼女の親が“ヘリ親”か見抜くには

2015.07.26 SUN


女性にとっても、男性にとっても母親は特別な存在。しかし、必要以上に親子の距離が近い関係は注意が必要かもしれない
「ヘリコプター・ペアレント」という言葉を知っているだろうか。子離れできない過保護な親のことを指す。まるでヘリコプターのように大人になった子どもの頭上を旋回し、我が子の危険を察知するとすぐに干渉してくる様からこの名前がつけられた。1990年ごろにアメリカの医師が使い始めた言葉で、通称「ヘリ親」というのだが、日本でもこの「ヘリ親」を持つ女性が急増しているようだ。それにともない、その女性と交際する男性の被害も増えているらしい。

Case1
会社員の男性Yさん(26歳)は、同じ職場で働く実家暮らしの女性(25歳)と半年間の交際をしている。デートのたびに彼女の母親から帰宅命令が入る。彼女がYさんを優先させる行動に出ると「高熱で倒れた」「お父さんと別れるかもしれない」など電話してきて、母親は娘の気を引こうと必死。突然「家族で親戚の家に行く」とデートをドタキャンさせるのも日常茶飯事だそうだ。

Case2 
会社員の男性Mさん(24歳)は、飲み会で知り合った美容師のSさん(22歳)と交際中。ある日Mくんのもとへ、Sさん宛ての請求書が送られてきた。Sさんに聞いても「詳しくはママに聞いて」とそっけない。仕方なく彼女の母親に連絡したところ、「Sはお給料少なくて大変だから、助けてあげてね」と悪びれない。Mさんは丁重に抗議すると、母親の態度は一変。「あっそう。甲斐性のない子だねぇ」と一方的に電話を切られ、再び電話で「Sの面倒も見られないなら別れなさい」と言われたという。挙げ句、彼女から「ママが別れなさいってうるさいの……」と事実上の別れ話を切り出され、逃げるように身を引いたそうだ。

Case3
広告代理店の営業マンTさん(25歳)は、Kさん(25歳)との同棲に辟易している。原因は、身勝手なKさんの母親の存在。夜中の1時に突然やってきて泊まっていくなど、振り回されることが多い。耐え兼ねたTさんが抗議すると、Kさんも負けじと「なんで? アタシと同じようにお母さんも大事にしてよ!」と怒鳴り返してくるそうだ。それを知った母親は怒り心頭でTさんに電話をかけ、2時間に及ぶ説教をしたうえに、最後は彼女と母親に土下座での謝罪を強要したのだという。

想像を超えるこれらのエピソードは、他人事では済まされないかもしれない。会員1万3000人を超えるコミュニティサイト「恋人・夫婦仲相談所」を運営するプロフェッショナルアドバイザー・二松まゆみさんに、「ヘリ親」による被害・相談は増えているか聞いてみた。

「ここ4、5年とくに増えてきていますね。少子化の影響で一人っ子や核家族が増加したため、親は一人の子にすべての愛情を注ぐようになっています。親の愛情を一身に受け、苦労や挫折を意図的に排除された子どもは成人後も親に依存するようになるんです。また、夫婦仲が冷えている母親は、寂しさを紛らわすため子どもに傾注し、『ヘリ親』化する傾向が非常に強いんです」

では、こうした親を持つ女性と付き合った場合、男性はどんなことに気を付ければよいのだろうか?

「彼女には、自分との関係はかけがえのないものだと、言葉にして伝えることが大事です。『大丈夫、僕が君を守るよ』なんて歯の浮くようなセリフでも、彼女はすごく安心しますよ。一方の母親に対しては、没頭できるような趣味を勧めてあげてください」

という二松さん。ただし、成功率は低いそう。

「男性はむしろヘリ親のいる女性に捕まらない努力をする方が懸命かも。“『ママに聞いてみる』が口癖の女性”“若い母親を持つ女性”“すぐに母親に会わせようとする女性”“親に内緒でデートや旅行をしたときに、落ち着かない様子の女性”などの特徴を持つ女性は、危険性が高いかもしれません」

あなたの愛する女性はどうだろうか? しっかり洞察してみてほしい。
(杉山洋祐/スタジオビビ)

※この記事は2012年7月に取材・掲載した記事です

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