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洗いすぎが招く!?肌トラブル解消法

2015.07.06 MON


顔だけでなく、腕や足など、広い範囲がなんとなくカサついていたり、顔のニキビがいつもできてしまう。アトピーといった原因もないのに、そういった症状が一年中治まらない、という場合は、「洗い過ぎ」が原因かもしれません。毎日の入浴や洗顔で、肌を痛めつけてはいませんか?

「固形石鹸は添加物が少なそう」「肌は弱酸性だから、ソープも弱酸性で作られているものを使えば安心」…広告などの影響で、そう思い込んでいる人も多いのではないでしょうか。肌にいいものを使っているはずなのに、なぜいつまでも肌荒れが治らないのでしょう。そこには、「いい石鹸」に対する過信があるのです。

健康な肌は、ph値が5前後の弱酸性の状態です。そこで、弱酸性のソープが良いと思うかもしれませんが、「弱酸性」と明記されているものでも、ph値はおよそ10前後。実はアルカリ性に傾いていることが多いのです。ph値は、脂性の肌では少なくなって酸性へ、乾性では数値が大きくなってアルカリ性へと傾き、どちらの場合でも肌荒れから皮膚を守るバリア機能が弱ります。

固形石鹸は、実は全てアルカリ性なのです。石けんを弱酸性に近づけるためには「合成界面活性剤」を添付しなければならず、この界面活性剤は肌荒れを引き起こす原因の一つと考えられています。つまり、弱酸性と書いてある物でも中身は基本的にアルカリ性。アルカリ性に傾いた乾燥肌の人が一生懸命アルカリ性の石けんで洗い続けてしまうと、乾燥が悪化して肌がどんどん荒れてしまいます。ここに、いつまでも肌荒れが治らない原因があったのです。

健康な肌ならば、アルカリ性の石けんを使っても約3時間ほどで中和してph値を元に戻すことができます。毎日使ってもトラブルを感じない人も多いでしょう。しかし、一度肌荒れを起こすと皮膚のバリアが落ちて中和する力が弱まり、ph値を元に戻せないまま再び石けんで体を洗うことになり、いつまでたっても潤いを取り戻せないという悪循環を招きます。こうなった時には、一旦、石けんを使うのをやめるようにしましょう。芸能人やモデルで石けんをふだんから使わないようにしているという人がいますが、それは肌ツヤを守るため。洗い過ぎがツヤのない肌を作ることを知っているから、できるだけ使わずにいるのです。とはいえ、汗や皮脂、汚れを落とさずにいるのは衛生的に問題がありますので、使うのであれば完全無添加の石けんにしましょう。

また、肌を傷つけないためには洗い方にもポイントが。

・まず湯船にゆっくり浸かって皮膚の汚れをふやかす
・その後、石けんの泡で優しく撫でるように洗う。

これで汚れは充分に落ちます。決してタオルでゴシゴシこすったりしないように。強い刺激で肌荒れは悪化します。もし肌が荒れやすいと感じているのなら、普通の石けんだけでなく、無添加の石けんや保湿成分が配合された石けんなどを揃えておいて、毎日の肌のコンディションに合わせて使い分けるのも良い方法です。そして皮膚を洗った後は、顔も体もローションでしっかり保湿しましょう。きちんと保湿ケアを続ければ、バリア機能が回復して荒れにくい肌を作ってくれますよ。
(enJOY Complex編集部)


記事提供/『エンジョイコンプレックス』

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