比べてみるとこんなに違う!

日本と海外の水事情比較

2015.07.15 WED


「1L for 10L」は、今年でなんと9年目!
さっそくですが、クイズです。世界中に存在しながら、人間がわずか0.007%しか利用できない資源とはなんでしょうか? …正解は「水」! 地表の3分の2が水で覆われ、「水の惑星」ともいわれる地球ですが、その97.5%は海水。その他、氷河や地下水、雲などが地球上の水のほとんどを占め、川や湖など人間が利用しやすい水は、前述の数字程度しかないというのが本当のところ。水は、無限にあるようで、実はとても貴重な資源なのです!

水環境に比較的恵まれている日本に住んでいると、そんな水の大切さには気づきにくいものの、世界には、日本とは比べものにならないほど、水が重要な国も少なくありません。そんな国のひとつが、アフリカのマリ共和国。日本の家庭で利用する水の量が、1日250リットルであるのに対し、マリ共和国は20リットルだといいます。

WHO(世界保健機関)とユニセフの「水と衛生 共同モニタリングプログラム2012」によると、マリ共和国で改善された水源にアクセスできる人の割合は人口の約67%、農村部においては54%と報告されており、多くの人々が不衛生な水を利用せざるを得ない環境にあります。そうした環境を原因に、下痢性疾患にかかる子どもも多く、マラリア、急性呼吸器疾患に続く子どもの死亡原因になっています。結果、5歳未満児の死亡率は、出生1000人あたり191人にものぼるのだとか。

そんな状況を受け、ボルヴィックでは、「1L for 10L」の活動を8年前から開始。これは、ボルヴィックを1リットル飲むたびに、マリ共和国に安全な水が10リットル生まれるというもの。ボルヴィックの売り上げの一部をユニセフに寄付し、マリの井戸新設や修理に充てることで、マリ共和国に清潔な水を生み出そうという取り組みで、ボルヴィックの売り上げ1リットルにつき、マリ共和国に10リットルの水を生み出す分の寄付ができるというワケ。今年で9年目になるこのキャンペーン。長年の取り組み継続により、これまでに47億リットルもの水が確保されたといいます。

日本で生活していると気づきにくい海外の深刻な水事情。飲み水を購入する際は、こんなキャンペーンを思い出して、水の大切さをあらためて意識しつつ、世界の水環境改善に向けて自分なりに貢献できる方法を考えてみることも大切かもしれません。

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