モテる40代の遊びガネ錬金術

コレクションが宝の山に!? 「中国切手」投資の魅力

2015.07.20 MON


40代以上の男性ならば、子どものころ切手収集に熱中した人もいるはず。切手は身近な存在である一方、昔から芸術性の高さや希少価値から高値で取引されてきた。とくに近年、投資対象として注目されているのが「中国切手」だ。種類によっては、数千万円ほどの値がつくこともあるという。そこで、中国切手投資の魅力や狙い目の切手について、中国切手買取屋・代表の刀祢英誉さんに詳しく聞いた。

■■今回のアドバイザー
シーフォー株式会社代表
刀祢英誉さん

中国切手買取専門店・中国切手買取屋を運営。プレミア中国切手や古銭、勲章など幅広く査定・買取を行っている。

■9100万円で落札された切手も! 中国切手ドリーム

刀祢さん「2012年前後から中国経済の成長とともに増加した富裕層を中心に、中国切手がブームになっています。円安の影響や、切手をプレゼントする人が増えたことなど、さまざまな要因が相場の高騰につながっています。

なかでも、非常に流通量が少ない『全国の山河は赤一色』(写真)という切手は、2009年に香港のオークションで1枚およそ4300万円、2013年には同種の切手が9100万円で落札されて話題になりました。使用済みでも、本物なら数百万円の値がつきます。

切手収集の醍醐味は、形や絵柄の美しさだけでなく、その国の生活や政治的背景などを読み解くことができる点にもあります。たとえば、中国と日本は関係が深いので、日中平和友好条約やパンダなどの記念切手も多いです。また、中国で切手の収集が禁止されていた文化大革命時代、中国を訪れた日本人が現地でお土産に切手を買っていったため、高額な古切手が多く日本に残っているケースも。小さな切手ですが、意外なところで国同士の関係性が見えるのも魅力です」

■文化大革命時代の切手が狙い目

刀祢さん「中国切手の価値を判断するには、まず切手の左下にある番号(編号)をチェックしてください。投資対象として人気なのは、文化大革命時代の切手(編号:革シリーズ)、1974年以降に発行された特殊切手(編号:Tシリーズ)、1974年以降に発行された記念切手(編号:Jシリーズ)です。文化大革命時期で切手の絶対数が少ない1950年~85年発行の切手には高値がつく可能性があります。

現在流通しているなかで、もっとも高額なものは、1962年発行の『紀94の梅蘭芳(メイ・ランファン)舞台芸術』の小型シート(写真)。美品ならば200万円以上で売買されています。一方で、先ほどの『全国の山河は赤一色』などの高額な切手には偽物も多く出回っているので、注意が必要です」

■中国経済の動きを要チェック

刀祢さん「実際に切手を購入したら、専用のアルバムに入れて管理してください。当然ですが、状態の悪いものは価値も下がります。たとえば、装飾が施されている『T46赤猿』(写真)という切手は、長時間空気に触れると表面の金色部分が酸化して黒くくすみ、価格が下がってしまいます。

中国切手の相場は、以前に比べて落ち着いていますが、現在も高い水準を保っています。今から収集をはじめて利益を得るのは難しいかもしれませんが、『中国バブルの崩壊』が起きれば、相場が一気に下る可能性がもあります。ただ、業界全体で相場が下降する見方があったにも関わらず、大きく上昇した例もあるので、絶対的な指針がないのが現状です」

■最後にアドバイザーからひと言

「価格の高騰ばかりが注目されがちな中国切手ですが、『旅行好きの母が中国みやげにくれた』『昔集めていた』など、思い出の品としての価値も大いにあります」

記事提供 / 素晴らしきオトナたちへ。モテるオトナの悦びを。[editeur エディトゥール]

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