中学受験体験ママに聞く!本音de座談会

体験者座談会。中学受験に向かない子は?

2015.07.26 SUN


中学受験をさせるべきか。そう考える以前に、そもそも中学受験が向いていない子や家庭というものはあるものでしょうか。実際に中学受験を体験し、有名私立中にわが子を通わせているママたちが緊急座談会を開催。今だから話せる、ここだけの赤裸々トークを聞いてきました。

Aさん「うちの息子は、今、中2なんだけど、私立中に入れて改めて“良かったな~”と感じるのは、先生や授業のクオリティの高さはもちろん、充実した施設、優しいお友だちが多いから、まずいじめの心配がないということ。お金を払っている分、環境は整っているなと感じますね」

Bさん「確かに、いじめへのフォローはどこもきちんとしていそう。うちの娘は、まぐれで第一希望の学校に入ったから、実は授業についていけなくて大変。運動部に入ると、部活も週4で夕方6時までだし、1時間以上かかる学校を選ばなくて良かった…と思ってます」

Cさん「中学受験までは親、そして家庭の受験。親がマネージャーになって、子をフォローして支えてあげることが必要不可欠。だからある程度は“素直で親の言うことを聞ける子”が望ましいと思う。反抗的な子は、せっかくいいものを持っていても伸びないような気がする」

Dさん「あと、周りを見ていると、ちょっと大人っぽいというか、精神年齢が高い子の方が向いているのかな? と。そういう意味では、男子よりも女子の方が、親が誘導しやすいかもしれない。男の子はやっぱり遊びたいし、精神的にもまだまだ幼いから」

Bさん「たしかに、麻布や慶應に受かったお友だちは、“もう中学生?”と思うくらい背も高くて体力もありそうだし、ものすごくしっかりしていたよ。これは私の勝手な分析なんだけど、 そうした中学に入る子は、やはりそもそもの地頭が違うような気がする」

Cさん「中高一貫の都立は、私立とは、また違ったタイプの子が受かりやすいよね。長女が運よく合格して、今通わせているけど、生徒の様子を見ていると、指示待ちじゃなく、“何でも自分でできる子”が多いような気がする。都立には、“子どもが歳相応の自立を果たしているかどうか”が求められているのかもしれないね」


●親子で同じ方向に向かって進むことが大切
Aさん「一度受験すると決めたら、がんばらせることは大事だけど、目標を高く持ちすぎて、自分の子の実力見えなくなっちゃう親もいるよね。息子が通っていた塾の話だけど、キャリアウーマンのママが娘さんの実力を把握してなくて、高い女子校ばかり目標にするから、そのうちその子が病んじゃったの。次第に、塾のお友だちのモノを盗んだり、大人しい子をいじめるようになって…。元々とてもいい子だったのに…」

Dさん「わが子のためと思って始めたことが、逆効果になっちゃったんだね。なんか悲しい…。何でもかんでも塾に丸投げになってしまうような家庭は、よほど子どもが優秀じゃないと厳しいかもしれないよね」

Cさん「でも、中学受験って高い学校を狙うばかりが目標じゃないでしょ? さっきAさんが言ったように、環境を買うためにそこそこ勉強をやらせて、そこそこの学校に入る…という家庭もあるよね。だから一概に“こんな子は向いてない!”とは言い難いのかも」

Aさん「トップ校を狙うなら、“素直”“地頭が良い”“体力がある”“精神的に大人”と必要な要素はあるけど、家庭ごとにいろんな受験のやり方があるから、親と子があまり無理し過ぎず、同じ方向に向かって一丸となって進んでいくことが大切なのかもしれないね」

まぐれで能力以上の私立中に入ってしまうと、後々勉強についていけず、通学の疲労も重なって、やむおえず公立に編入になるケースもあるという。世間体などに流されず、親が子どもの能力をきちんと把握し、その子に見合った進学をするべきなのかもしれない。
(取材・文/バービー)


記事提供/ママの知りたいが集まる『mamatenna(ママテナ)』

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