別れた夫と良い関係を築く方法

離婚後、別れた夫と連絡はとるべき?

2015.07.26 SUN


離婚後も元夫と付き合いがあるかどうかは、人それぞれ。離婚原因や子どもの有無によっても違うだろうけど、子どもがいる場合にはどんな付き合い方をするのが子どもにとって良いのだろうか。

離婚問題で多数の相談を受けてきた、行政書士東京よつ葉法務オフィス心理カウンセリングルーム代表の佐藤千恵さんに聞いた。

「DVやモラハラなどで離婚した場合、夫婦間の葛藤が多いため、離婚後は会いたくないと思う方が多いです。ただし、お子さんがいる場合には、養育費など金銭的な問題や、子どもの面会交流のために、連絡を取らざるを得ないのが一般的です」(佐藤さん 以下同)

特に原因が虐待など、子どもにとって危険や悪影響がある場合は、会わせないこともある。しかし、一般的には離婚時の取り決めにより、定期的に子どもと「面会交流」を行うケースが多いそう。

「お子さんの年齢や、きょうだいの有無によっても異なりますが、小学3~4年までは親子一緒に会う、あるいはママが連絡を取ることが多いですね。それ以降になると、子どもも携帯電話を持つことが多いので、直接パパと子どもが連絡を取ることもあります」

●子と父親の交流は、厳密に条件を決めすぎないのが吉
離婚時の取り決めとしては、月1~2回程度の面会交流が多いそうだが、子どもがある程度の年齢になると、状況が変わってくるため、注意が必要だと言う。

「取り決めの際に、あまりガチガチに決めないほうが良いと思います。特にDVやモラハラ夫は、権利要求が激しいことがあるので、離婚時に『月1回は必ず』『毎週末に』などと主張することもあります。ただ、子どもが大きくなると、その子の予定もあるので、それはできなくなりますよね」

実際、子どもが大きくなるにつれ、週末に行事や習い事がある機会も増える。中学からは部活も始まり、定期的な面会交流をすることが難しくなるケースもある。

また、子どもが成長するにつれ、本人が淡々と割り切って会いに行くようになったり、女の子などはほしいものを買ってほしいときに「パパに会いに行く」などと言ったりする冷静さ、計算高さが出てくることもあるそう。

子どもがいない場合、離婚したら「他人」だが、子どもがいる以上、別れても「子どもの親同士」という立場は変わらない。

夫婦としては信頼関係がまったくなくとも、子どもを中心に考えて「父母としての信頼関係」を薄くとも持ち、連絡を取り合うことが大切なのかも。
(田幸和歌子+ノオト)

記事提供/ママの知りたいが集まる『mamatenna(ママテナ)』

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