レッドブル、モンスターエナジー、バーンetc.

各エナジードリンク違いはあるの?

2015.08.01 SAT


「肉体疲労時の滋養強壮に」など、飲むことによる効果をうたっているのが「リポD」などの医薬部外品。ただの清涼飲料水であるレッドブルなどと比べると、栄養補助成分も豊富に含まれているので、本当に疲れているときは医薬部外品の方がいいかも?
もはや定番となった「レッドブル」に加え、「モンスターエナジー」や「バーン」など、最近次々に新しいエナジードリンクが登場して話題になっている。疲れたけれどもうひと踏ん張り…というときに頼りにしている人も多いのでは? でも、果たして本当に効果があるのだろうか。All About「薬」ガイドで、薬剤師の資格も持つ三上彰貴子さんに聞いてみた。

「レッドブルなどのエナジードリンクは、あくまでも“清涼飲料水”です。ですから、コーラやジュースなどと基本的には同じ。一方、リポビタンDやチオビタドリンクは“医薬部外品”。医薬部外品なら『肉体疲労時の滋養強壮に』などと効果効能をうたうことができますが、清涼飲料水であるエナジードリンクはそれがないんです」

とはいえ、広告などで「パフォーマンスを発揮したいときに」と言っているように、ただのジュースとも違うようだ。

「主な成分は、糖分とカフェインです。糖分は疲れた時に頭にエネルギーを補給するには最適ですし、カフェインには覚醒作用がある。あわせて飲むことで、脳を刺激してシャキッとした気分になるでしょう」

この基本成分に加えて、各エナジードリンクが独自の成分を配合して、それぞれの特徴を出している。

「例えば、バーンには筋肉のエネルギー補給を促進するイソロイシン・バリン・ロイシンが含まれているため、運動時におススメです。また、モンスターエナジーは高麗人参が入っているため、他の商品と比べると滋養強壮効果が期待できるかもしれません」

ただ、こうした豊富な成分が入っていたとしても、エナジードリンクはあくまでも清涼飲料水なので、効果効能を期待しすぎるのは考えものだと三上さんは言う。

「砂糖をたくさん入れたコーヒーとサプリメントを飲むのとさして変わりはありません。“元気になれる”と思って飲むことで効果があるように感じているだけという面もあるでしょう」

一方、医薬部外品であるリポビタンDには、例えば肝臓機能を改善するタウリンが豊富に含まれているなど、エナジードリンクとは違った効果を期待できるとか。

昔からおなじみのリポDなどの医薬部外品と、新たに登場しているエナジードリンク。それぞれの特徴を理解して飲む必要がありそうだ。なお、糖分とカフェインが豊富なエナジードリンクの過剰摂取は、体に変調をきたす可能性もあるとか。飲みすぎにはご注意を!
(鼠入昌史/Office Ti+)

※この記事は2012年8月に取材・掲載した記事です

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