手軽に美味しい水が飲めるらしいけど…

浄水ポットは何を除去しているの?

2015.08.02 SUN


BRITAが展開する、小型の人気商品「リクエリ」。料理を頻繁にするユーザーでなければ、容量1リットルほどのポットで十分だ 写真提供/BRITAJapan
震災以降、原発事故による放射能問題で、「飲料水」の安全性が話題になることが多くなった。とはいえ、毎回ミネラルウォーターを飲んでいたら出費もバカにならない。ウォーターサーバーやビルトイン型浄水器を設置して出費減を…といっても、一人暮らしでは元を取るまでに時間がかかりそうだ。

そんななか、冷蔵庫に入れて手軽に使える「浄水ポット」に注目が集まっているらしい。ポット型容器に水を入れておくだけで、安全でおいしい水が楽しめる、ということだけど、いったいどんな仕組みなのか? キッチンまわりの事情に詳しい、ライフスタイル・ライターの本間美紀さんに聞いてみた。

「ポットに水道水を注ぎ、中の専用フィルターを通すことで、不純物(残留塩素や鉄サビなど)やニオイ・味に影響する物質(カルキなど)、ものによっては細菌も除去してくれます。フィルターはおよそ1~2カ月交換のカードリッジ形式で、『活性炭』『イオン交換樹脂』『中空糸膜』など、タイプは様々です」

一般的なのは値段が手ごろで、ニオイの除去に効果的な『活性炭』フィルター。一方、『中空糸膜』はストロー状の糸で作られたフィルターで、夏に怖い大腸菌まで除去してくれるそうだ。ちなみに、日本放射線安全管理学会の研究報告によれば、浄水ポットを使った1回のろ過で、ヨウ素は70~98%、セシウムは84~93%除去できたという。

一人暮らしが多いR25世代にオススメの商品はありますか?

「一人暮らしの方にオススメなのは、業界最大手のメーカー、BRITAのコンパクトな浄水ポットです。フィルターには塩化物やイオン物質を除去してくれる『イオン交換樹脂』と『活性炭』を併用しており、安全性も高くデザインもおしゃれ。また、三菱レイヨン・クリンスイシリーズの『中空糸膜』フィルターを搭載している製品は、オレンジジュースを入れると無色透明になってしまうほど、高いろ過能力を持っています。実験の様子をホームページで公開しているので、見ると面白いですよ」

サイトをチェックしてみると、冷蔵庫のポケットに入るサイズのポットなら3000~5000円ほどで購入できるみたい。水は生活の必需品。一人暮らしの人は、購入を考えてもいいかも?
(小山喜崇/blueprint)

※この記事は2011年7月に取材・掲載した記事です

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