白髪対策、どうしてる?

白髪にまつわる迷信のウソ・ホント

2015.08.17 MON


白髪は、髪の毛を黒くするメラノサイトの働きが弱まることで生えるとされている。でも、その原因についてはまだまだ謎は多く、その正体はまだ解明されていない。それだけに、白髪に関する諸説がさまざま…。一体、どれがホントなの? 女性の頭髪治療を行う五本木クリニック院長の桑満おさむさんに、真相を聞いてみた。

●海藻類をたくさん摂ると白髪にならない?
→ウソ

「残念ながら、海藻の摂取が黒髪に影響するかどうかに、科学的な根拠はありません。銅の吸収障害など、極端な栄養障害で白髪が生じることはありますが、多少の栄養障害やダイエットなどで白髪にはならないのです。おそらく、海のなかでゆらゆら漂う海藻の姿が、黒く豊かな髪を想像させたのでしょう」(桑満先生 以下同)

●白髪は抜くと増える?
→ウソ

「これも科学的根拠はありません。髪の毛は1本ずつ独立して生えていて、1本抜いたからといって他の髪の毛に影響を与えることは考えにくい。白髪を抜くのは、生えはじめの時期が多いと思います。それもあって、少しでも生えていると目立つので『増えた!』と感じるのかもしれませんね」

●マリー・アントワネットのように、過度の恐怖やストレスにより一晩で白髪になることはある?
→どちらともいえない

「一晩で白髪になった症例はありますが、それが恐怖やストレスが原因かどうかはわかりません。過去に、もともとごま塩頭だった人が全頭型円形脱毛症になり、黒髪だけが抜け落ちて白髪だけ残ったため、一晩で白髪になったように見えた、というケースがありました」

●白髪の人はハゲにくい
→ホント

「可能性はあります。男性型脱毛は、髪の毛が細くうぶ毛化していくことが主な原因です。女性の場合には女性男性型脱毛症と呼ばれ、こちらも症状としては同じです。黒髪と違って白髪はうぶ毛になりにくいという調査結果があるため、白髪が多い人は男性型脱毛になりにくいのかもしれません」

思わず「へぇ~」と声を出してしまった回答もあったのでは? 白髪に関する説は多々あるものの、そのほとんどは科学的根拠がないようだ。ただし、桑満先生によれば、「バランスの良い食事や適度な運動、快適な睡眠はアンチエイジングにつながるので、白髪の増加を防げるかも」とのこと。髪を黒くするメラノサイトの働きを活発にさせるには、規則正しい生活をすることに効果があるそうですよ!
(パンチ広沢+ノオト)

記事提供/ママの知りたいが集まる『mamatenna(ママテナ)』

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