8月5日は「丑の日」どうせ食べるなら本格的に

市販のうなぎ「店の味」にするコツ

2015.08.04 TUE


スーパーで買う値引き品の安いうなぎでも、ポイントを押さえれば本格的な味に。ぜひチャレンジしてみよう
8月5日は土用の丑の日。しっかり栄養を摂って猛暑を乗り切りたいところだが、近年はうなぎ価格も高騰しており、専門店で食べると値が張る。ならば、スーパーで買ったうなぎの蒲焼を「店の味」に近づけてしまおう。というわけで、All Aboutうなぎガイドの山室賢司さんに、家庭でうなぎを美味しく食べるコツを聞いた。

「まず、うなぎを温める時ですが、レンジでチンするのは絶対にやめてほしい。レンジを使うと身がぐずぐずになってしまいます。冷凍の場合は必ず自然解凍してください。表面をパリっと香ばしく仕上げるなら、焼き加減を調整できる魚焼きグリルやトースターを使うのがいいですね。やわらかめが好みの人は、フライパンを使いアルミホイルで蒸し焼きにしてください」

また、タレも自作すべしと山室さん。

「市販の蒲焼の表面にぬられているタレはうなぎのにおいが染みついて生臭かったりしますし、そのまま焼くと醤油が焦げてしまいます。ですからいったん蒲焼を水で洗ってタレを流し、再び焼きながらタレをぬるといいでしょう。せっかくならタレも自作したいですね。醤油とみりんを1対1の割合で混ぜ、お好みで酒や砂糖を少し加えるだけで、お店の味に近づきます」

さらに、つけあわせに奈良漬を用意し、安くてもいいので重箱に盛り付けて「うな重」にすると、それっぽくなる。また、山椒は粉末ではなく固形のものをミル挽きに。香りが引き立ち、ワンランク上の味になるという。

「もう少しこだわるなら、養魚場や問屋の蒲焼を取り寄せるのもいいですよ。イチ押しは浜松の老舗『大和養魚』、練馬のうなぎ問屋『まつむら』。『Oisix』でも、美味しい蒲焼を扱っています。いずれも、良質のうなぎとタレのセットをインターネットで購入可能。また、上級者向けですが、問屋直営のうなぎ屋から生のうなぎを買って、自分でさばくのもいいですね。裂いた状態で取り寄せればそれほどハードルは高くないですし、骨や肝もついてくるので骨せんべい、肝吸いが自作できて専門店の気分を楽しめます」

ちなみに、丑の日直後はうなぎの価格がガクっと落ちるので「あえて翌日を狙うのもアリ」とのこと。以上、先生からのアドバイスをふまえ、美味しいうなぎで夏バテを吹き飛ばそう。
(榎並紀行/やじろべえ)

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