共働き女性200人に「夫の転勤」問題を調査

夫が転勤→妻4割「単身赴任して」

2015.08.08 SAT

世論調査


夫が転勤なら「仕事を辞めてついていく」、自分の転勤は「断る」。なんだかんだいって、夫を立ててくれる女性が“賢い妻”? 画像提供/【Tig.】Tokyo image groups / PIXTA(ピクスタ)
「共働き世帯」が「専業主婦世帯」を上回って約20年。今や夫婦で家事や育児を分担するのは当たり前となりつつある。しかし、そんな夫婦の生活バランスを大きく揺るがしかねないのが「転勤」の問題だ。パートナーに転勤の辞令が下った場合、世の共働き夫婦はどのように対応するのか? 仕事をもつ20~30代の既婚女性200人にアンケート調査を実施した(協力/アイ・リサーチ)。

〈もし夫が遠方へ転勤になったとしたら?〉
・仕事を辞めてついていきたい 58.5%
・単身赴任してもらい、自分は仕事を続けたい 41.5%

「仕事を辞める」と回答した女性が過半数となったものの、4割以上が「仕事を辞めて夫についていくのはイヤ」と回答。男性(夫)にはショックな結果かも? それぞれを選んだ妻の主張は以下の通り。

●仕事を辞めてついていきたい派
「家族は離ればなれはよくない。子供にも悪影響」(32歳)
「一人で子育てできる自信がない」(28歳)
「私は1人でも生きていけるけど、夫は1人では生きていくのに苦労するタイプだから心配」(36歳)
「舅がいるのでそこに残されたくないから。2人の生活ができるならどこでもいい」(26歳)
「大した仕事してないからやめても差し支えない」(37歳)
「離れて暮らすと余計なお金がかかるので。転勤先で新しく仕事をすればいいだけの話なので」(36歳)
「離れ離れになったら結婚している意味がないから」(29歳)

●単身赴任してもらい、自分は仕事を続けたい派
「夫がいないほうが楽だから」(36歳)
「この不景気に赴任先で仕事が見つかると思えないし、新しい環境に慣れないといけないのも面倒くさい」(35歳)
「現状の収入レベルをキープするため」(34歳)
「新築の家を購入したので、ローンもあるから」(31歳)
「私の仕事が公務員なので、どちらかというと主人のほうが不安定な職業だと思うから」(38歳)
「自分も仕事があるから。総合職として将来稼げると見込めるお金を捨てるつもりはない」(31歳)
「そういう取り決めで結婚した」(33歳)

「仕事を辞めてついていく派」に目立ったのは、育児の負担や子どもへの影響を気にする声。一方、「仕事を辞めたくないから(夫に)単身赴任してほしい派」の妻からは、収入面を気にするコメントが多数寄せられた。

では、逆に妻である自分が転勤の打診を受けた場合、どうするのだろうか。

〈もしもあなた自身が遠方への転勤を打診されたら?〉
・(最悪、会社を辞めざるを得なくなるとしても)断る 74.0%
・単身赴任して、自分のみ任地に赴く 23.0%
・夫に仕事を辞めてもらい、ついてきてもらう 3.0%

前問とは大きく変わり、7割以上が「断る」と回答。とはいえ、「自分が単身赴任する」という妻も4分の1近くに上る。「たとえ仕事をしていても、妻は夫のサポートを優先するもの」――それが“当たり前”だと思っている男性は、ちょっと意識を改めたほうがいいかも!?
(二祥 翼)

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