40代のアク抜きダイエットテク

手軽さナンバーワン!白湯ダイエットの効果とは?

2015.09.01 TUE


冷ましたお湯を飲むだけでみるみる痩せると噂の「白湯ダイエット」。ただ飲むだけで痩せていくなんて、にわかには信じがたい気もするが、効果の程はどれほどなのか。そのメカニズムについて管理栄養士の杉山典子さんに話を伺った。

■■今回のアドバイザー
管理栄養士 杉山典子

女子栄養大学を卒業後、管理栄養士として保育園、行政で栄養管理や食育、特定保健指導などに携わる。その後、薬だけに頼らず、病気の原因を探り、栄養素と食事で病気を根本的に治療する分子整合栄養医学に出会い、長年苦しんでいた頭痛やアレルギーを克服。現在、分子整合栄養医学に基づく栄養療法を行うクリニックの管理栄養士として、食事指導や栄養カウンセリングを行っている。

■日本人の胃腸を白湯が優しく癒してくれる

杉山さん「実は、白湯は日本人の体質にとても合っている飲み物です。もともとの体質として胃腸が弱い日本人ですが、それに加えて近年の食生活では冷たい飲み物や過食が胃腸をさらに弱らせてしまっている状態。胃腸(消化力)が弱ると代謝が低下し、肥満や病気のもとになってしまいます。

そんな時に効果的なのが白湯。白湯は胃腸を温め、身体全身に熱が巡るとともに老廃物も排出されやすくなり、体が温まることで代謝のUPに繋がります。内臓温度が1度上がると基礎代謝は約10~12%上がるとも言われています。代謝が上がることで、体内の脂肪が燃焼しやすくなるのです。

白湯は胃腸を温め自律神経のバランスを整えるため、イライラによる過食の防止も期待できます。また、朝に白湯を飲むことによって動きの鈍くなっていた胃や腸が刺激され、便秘の解消にもつながりますよ」

■摂るタイミングで変化する白湯の効果

杉山さん「それでは、効果的な“白湯ダイエット”の方法をご紹介しましょう。

【作り方】
1.きれいなやかんに、きれいな水を入れ強火で沸かします。
2.沸騰したら、換気扇をまわし、蓋を取り湯気があがるようにします。泡がフツフツたっている状態に火加減を調整し、この状態をキープし、10~15分わかしつづけます。
3.沸騰した白湯を飲める程度(50℃前後)に冷まして、すする様にして飲みます。残りは、保温ポットにいれておくと◎

【白湯を飲む時間帯】
●朝起きてすぐ
朝は1日の中でももっとも消化力が低く、排泄の時間であるため、白湯は寝起きに飲むことをお勧めします。寝起きの白湯は胃腸を温め、排泄を促してくれます。

●食事中
食事中の飲み物として白湯を飲む。食べた物の消化吸収を助ける作用があります。

●就寝前
眠る前にも白湯をゆっくりと飲むことによって、副交感神経が優位になりリラックスできるので、質の良い眠りが得ることができます。

【白湯の飲み方】
一回に飲む量は150cc位。150ccを4~5分かけて、すするように少しずつ飲んでいくと効果的です。

【注意点】
●一気にガブガブと飲んでしまうと逆に胃腸に負担をかけてしまうので、必ずゆっくりすする様に飲むこと。
●飲み過ぎると毒素だけでなく、栄養素も流してしまうので1日に飲む量はカップ3~4杯程度(600~800ml)に抑えること」

■アーユルヴェーダの法則では、再加熱はNG!

杉山さん「また、冷めた白湯を再度温めなおさないのも重要なポイントです。白湯の効果は、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダに由来します。アーユルヴェーダでは、私たちの身体を含める自然界すべてのものは『風(ヴァータ)』、『火(ピッタ)』、『水(カパ)』からなる3つの要素で出来ていると考えられています。

白湯はこの3つのエネルギー要素が整っている理想的な飲み物。水はそのままだとカパですが、火にかけることで火のエネルギーピッタが入り、充分に沸かすことで風のエネルギーヴァータが入り込みます。冷えた白湯を再び温めなおしてしまうと、火のエネルギーが強くなりすぎてしまいせっかくのバランスが崩れてしまうのです。

また、せっかく白湯を飲んでも暴飲暴食してしまっては台無し。再び胃腸が弱ってしまうので、食事の量をほどほどにするのも大切ですね」

■最後にアドバイザーからひと言

「お金もかからず手軽な白湯ダイエットで、冷えた胃腸を温めて身体全体の代謝を上げてください」

記事提供 / 素晴らしきオトナたちへ。モテるオトナの悦びを。[editeur エディトゥール]

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