「アリとキリギリス」になぞらえたら…30代200人に調査

社会人の7割「自分はアリのよう」

2015.08.21 FRI


ちなみに、キリギリスが草食だと思っている人が多いかもしれませんが、実際は植物だけでなく他の昆虫も捕食します。その気になればね、アリなんかパクーなわけですよ。その気になれば、ね(←人生キリギリス派の筆者) 画像:アイブリンク/PIXTA
夏の間もあくせくと働くアリを笑い、遊んで暮らしていたキリギリスは、冬になって食べ物がなく困ることになったとさ…。

ご存じ、イソップ寓話「アリとキリギリス」はそれぞれを「勤勉」と「怠惰」の象徴に見立て、戒めを込めたもの。解釈の違いはあれど、この話を人生の教訓ととらえた人は多いでしょう。――ただ、本音ではアリよりもキリギリスに共感をおぼえるという声も…。そこで、働き盛りの30代社会人200人(男女各100人)に、自身がどちらのタイプに近いかアンケート調査をおこないました。(協力:アイ・リサーチ)

〈Q1 あなたの生き方はアリとキリギリス、どちらに近いと思いますか?〉
・「アリ」派 69.5%
・「キリギリス」派 30.5%

【男性】
「アリ」派 65.0%
「キリギリス」派 35.0%

【女性】
「アリ」派 74.0%
「キリギリス」派 26.0%

約7割が、自分を寓話の「アリ」のような生き方に近いと考えており、特に女性はその傾向が強い様子。なぜそう感じているのか、回答者から寄せられたコメントを紹介しましょう。

●「アリ」派のコメント
「地道にコツコツタイプ。それが今やっと成果が出て来た頃なので…」(38歳・女性)
「いつも先のことを考え、貯金したりするので」(31歳・女性)
「隠れてサボったりできないので」(33歳・女性)
「努力が嫌いではない」(30歳・女性)
「キリギリスになりきれずアリになる」(36歳・男性)
「あんなに派手に遊び、ずうずうしく頼ることが出来ないからです」(34歳・男性)
「キリギリスみたいに器用じゃないから」(34歳・女性)
「キリギリスのような生き方は不安になる。キリギリス的な生き方の人を見ていると腹が立つ」(35歳・男性)

●「キリギリス」派のコメント
「基本的にラクをしたいという気持ちが強いから」(34歳・女性)
「真面目に働いてはいるが、いざと言う時の備えが出来ていないから」(30歳・女性)
「バリバリ働くよりもプライベートを優先してきたから」(31歳・女性)
「取り敢えず今の生活を楽しむのを優先しているから」(38歳・男性)
「将来設計を考えられない」(35歳・女性)
「自由に生きたいタイプなので」(38歳・男性)
「子供のころ楽して今苦労しているから」(30歳・男性)
「苦労はそれなりにしたが、もっと苦労している人がたくさんいると思う。その人達を考えれば自分はキリギリスだと思う」(35歳・男性)

双方に共通するのは、逆のタイプへの“憧れ”を抱きながらも、そうなれない自分を“諦めて受け入れている”コメントが散見されること。特に「アリ派」にはこのタイプが多い様子。では、他人については、みなさんどのように評価しているのでしょうか?

〈Q2 あなたの周囲には、どちらのタイプが多いと思う?〉
・「アリ」(が多いと思う)派 63.0%
・「キリギリス」(が多いと思う)派 37.0%

自分を評価したQ1と比べて「アリ派」が減り、「キリギリス派」が増える結果に。自分は勤勉だけど、他人は勤勉に見えない――そんな「自分に甘く他人に厳しい(?)」評価が透けて見えるような…。それとも、「周囲は要領よくやっていそう」という感覚なのでしょうか…。

今年の夏はそろそろ終わるものの、一生を一年にたとえたら30代はまだ夏の始まりぐらい、といったところでしょうか。アリのような人生、キリギリスのような人生、どちらを選んだとしても「これでよかった」と言いながら自分の物語を終えたいものですね。
(のび@びた)

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