家事イケメンのトリセツ

小さな洗剤の大きなメリットは?

2015.09.01 TUE

家事イケメンの トリセツ > 家事イケメンのトリセツ


花王の製品の場合は、内容量を1回の使用量で割ると、従来タイプよりも濃縮タイプのほうが長持ちする計算に。ちなみに、濃縮タイプは使用量が少ないのでちょい足しして洗濯したくなるが、汚れ落ちに差はないので、適正量は守りましょう

小さくするために水分をカット。でも、濃縮タイプの革新性はそれだけじゃない!



「それは誤解ですよ」と教えてくれたのは、花王で入社以来約20年、洗たく洗剤の研究開発一筋の柳澤友樹さん。「コンパクトサイズの濃縮タイプはその名の通り洗浄成分が濃縮されているので、少しの使用量でもしっかりと洗えます。1回の使用量が少なくてすむので、容量の大きい従来タイプと同じ回数使用できますよ」とのこと。なるほど。でも、そもそも濃縮タイプってどうやって小さくしているんですか?

「実は、従来タイプの洗剤は約6割を水分が占めているんです。その理由は、洗浄成分は十分な水分で薄めないと粘度が高くなり、洗たく機の中で水に溶けないから。しかし、濃縮タイプは非常に水に溶けやすい洗浄成分を使用しているので、使われている水は驚くほど少なくて済むのです。コンパクト化を実現したのは主に水分量を減らしたことによるもので、少ない量でも洗濯機に入る洗浄成分の量はそのまま。もちろん、洗浄力も通常洗剤に優ることはあれ劣ることはありませんよ」

とはいえ、1回分の洗剤がちょっぴりだと、汚れ落ちが心配で気持ち的にちょっと多めに入れたくなるんですが…。

「いや、極端な汚れでないかぎり、適量を超えて洗剤を投入しても、汚れの落ち方は変わりませんので、適量を守ってください(笑)。また、最新の『ウルトラアタックNeo』に使用している、“ウルトラアニオン活性剤”は、水に溶けやすい性質ながら油分との相性もよく、油や皮脂汚れにも強いのが特徴です。しかも、繊維ではなく汚れだけに吸着する錨(いかり)のような成分“ウルトラクエン酸C”を配合することで皮脂や雑菌が絡まった密着汚れも引きはがしてくれます。水に溶けやすいことや繊維に洗剤が付着しにくいことで、すすぎも1回ですみ、スピードコースでも十分キレイに洗たくできます」

花王の濃縮液体タイプには「アタックNeo 抗菌EX Wパワー」という、部屋干しや残り湯洗たくでもしっかり抗菌・消臭できる洗剤もあるが、こちらも、すすぎは1回。実は、このすすぎ1回には重要な意味があるという。それは「エコ」という観点なのだとか。

「そもそも、濃縮タイプの開発は、企業としていかに環境への負荷を減らせるかという視点から生まれたんです。容器がコンパクトになれば製品の生産や輸送、販売、使用、廃棄などにかかるエネルギーが減らせる。それに、洗たく時間を短くしたり、すすぎを1回にできたりすれば、使用する電気代などのエネルギーを減らせます。結果として、濃縮タイプは従来タイプに比べて、トータルで20%以上CO2の排出を削減しました」

エコといえば、なにかをガマンしながら達成するという認識が強いが、「アタックNeoシリーズ」を使えば、知らないうちにCO2削減に協力できているということか。汚れ落ちや、抗菌性においても最新の技術が採用されているので、衣類がよりきれいに仕上がるうえに、濃縮タイプを使えば購入後の持ち帰りもラクだし、収納スペースの削減にもなる。さらに、洗たく時にはすすぎ1回にすることで、時間の節約とともに、水と電気の節約ができるなんて素晴らしい。
ひどい汚れには、洗たく前に原液を直塗りし、洗たく機で洗うだけでOK。ガンコな密着汚れもこれでバッチリ!
また、濃縮液体洗剤ならではのメリットも。気になる汚れには、直塗りができるのだ。えりや袖には、投入する洗剤の一部を直接塗布。ガンコな汚れもしっかり落とせる、液体ならではのチョイテクだ。


まさに、洗たく洗剤の賢い選択…って、ダジャレで締めてみたけれど、エコに貢献できて、時短もできて、汚れ落ちもばっちりの「アタックNeo」は、忙しいビジネスマンにもうってつけ。これからは、迷わずコンパクトな濃縮タイプを選ぼう。

取材協力・関連リンク

ブレイクフォト