「自腹を切る」「プレゼントは高価なモノを選ぶ」…

「金持ちになる人」の金遣い7カ条

2015.09.08 TUE


「お金持ちが時にドケチに見えるのは、不要な支出をとことん抑えるから。反対に浪費家に見える場合は、必要なモノには惜しみなくお金を投じるから。どちらも理由があるんです」(加谷さん)
「お金持ちになる人は、お金の使い方がうまい」なんて話を耳にすることもある。その「使い方」に独特のこだわりがあるのだとか…。よい使い方を学ぶことで、お金持ちへ近づけるかも? コンサルタントで評論家の加谷珪一さんに「お金持ちのお金の使い方の特徴」について教えてもらった。

■お金持ちの「お金の使い方」7つの共通点
1. 食事は基本的におごる
2. 会社の経費を使いすぎず、自腹を切る
3. 時間に対してお金を使う
4. ブランド物への出費に費用対効果を求める
5. 情報に対してお金を使う
6. プレゼントには特に大きな金額を使う
7. 飛行機のファーストクラスには乗らない

「お金持ちに共通するのは『欲しいモノではなく、必要なモノに惜しみなくお金を使う』というところ。目先の欲を満たすためではなく、どうしても必要不可欠な『コスト』もしくは、将来さらなるお金として返ってくる可能性がある『投資』に対して、合理的にお金を使うのです」(加谷さん)。それぞれの項目の理由について、解説とともに見ていこう。

1. 食事は基本的におごる
「多くのお金持ちにとって、食事は情報交換や相手との関係を深める大事な場。相手との関係もあるので実際にどちらがおごるかは別として、『この人と食事をする時間には、おごってもいいぐらい価値がある!』と思える相手と食事をするべき、ということですね」

2. 会社の経費を使いすぎず、自腹を切る
「会社の経費など、他人のお金での飲み食いや買い物行為は、一種の麻薬。本当に必要なものか、適正な価格かどうかを意識する感覚を鈍らせてしまいます。お金持ちの多くは、『モノやサービスの本当の価値は、自分のお金を投じてみないと分からない』と考えています」

3. 時間に対してお金を使う
「『時は金なり』を感覚として身につけているのもお金持ちの特徴。自分の収入を時給換算した場合の高価さを知っているため、貴重な時間をムダにするのを嫌います。公共交通機関ではなくタクシーを使ったり、多少家賃が高くても中心部の家に住んだりするのも、移動時間短縮のために他ならないのです」

4. ブランド物への出費に費用対効果を求める
「人は外見や服装から強い印象を受けるため、ブランド品を身につけることによって良い効果がもたらされる場合も。たとえば、会社経営者が高級車に乗ることで“経営が順調なアピール”につながるなどもこのケース。見栄や物欲のためではなく、自分の利益につながる“装備”としてブランド物の威力を活用するのです」

5. 情報に対してお金を使う
今や「情報にお金を払うのはバカバカしい」「情報は無料で手に入る」と考える人が多数派なのに対し、お金持ちは情報の大切さを知っており、出費を惜しまないという。「特に本を買うことに対しては躊躇せず、ある分野のことを知るために関連本を10冊大人買いすることも珍しくありません」

6. プレゼントには特に大きな金額を使う
「プレゼントは相手を喜ばせると同時に、アピールのためのものでもあります。効果を見込んで、インパクトの大きい高価なプレゼントを購入するお金持ちは少なくありません」。言い換えれば、大金を投じることを迷ってしまうような相手へのプレゼントや、印象に残らないようなプレゼントは、贈る価値がないため購入しないのだという…。

7. 飛行機のファーストクラスには乗らない
「費用対効果に敏感なお金持ちの間では、意外にも『ファーストクラスは金額に見合わない』というのが定説。豪華な機内食などのサービスも、地上での料理に比べれば圧倒的にコストパフォーマンスが悪い。かといってエコノミークラスでは、値段は安いが快適とは言いがたい…というわけで、値段とサービスのバランスがよいとされるビジネスクラスを選ぶお金持ちが多いのです」


加谷さんは「これらに共通するのは、必要な出費、不要な出費を見分ける『合理性』。出費の基準を作ることが、お金持ちへの第一歩です」と話す。高価なブランド物やビジネスクラスには縁がないかもしれないが、会社の経費や自分の時間へのコスト感覚など、見習えるところから普段の生活に取り入れてみては?
(有栖川匠)

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