内定者を料亭や風俗に接待って…?45~55歳に直撃!

実は嘘?バブル伝説の真偽TOP10

2015.09.08 TUE

世論調査


業界によってだいぶ違う…という話もある「バブル伝説」。あなたの会社はどうだったのか、上司に聞いてみては 写真/PIXTA
バブル世代の上司たちから、「バブルのころはこんなにスゴかった」という武勇伝を聞くことがある。“平成不況”のなかで育った僕らからするとうらやましすぎるわけだが、しかし、なかには「ホントかよ?」と耳を疑うものも…。そこで「伝説」の真偽について、バブル期を就活生~若手社会人として過ごした45~55歳の社会人男性200人にアンケート調査した(協力/アイ・リサーチ)。

〈ウソだと思う「バブル伝説」TOP10〉
(全16項目のなかから複数回答)

1位 新入社員のボーナスが入った給料袋が立った 51.5%
1位 企業の内定者(学生)が風俗店に招待された 51.5%
3位 出張の際は会社からゴールドカードを渡された 50.0%
4位 タクシーは1万円札を振って止めた 48.5%
5位 接待などではロマネコンティをドンペリで割って飲んだ 39.5%
6位 会社にタクシー通勤する人が珍しくなかった 32.5%
6位 新幹線で出張する際は「グリーン車」が普通だった 32. 5%
8位 就職活動では説明会に行くだけで内定がもらえた 27.5%
8位 ボーナスを年に3回支給する会社が多かった 27.5%
10位 社員旅行で海外旅行に行く会社が多かった 12.5%

※番外
12位 企業の内定者(学生)が料亭や高級飲食店に招待された 12.0%
12位 飲み会の帰りにはタクシー代(やチケット)が支給された 12.0%

アレはやっぱりガセネタか…と安心(?)した人も多いのでは? 風俗に招待、ロマネコンティをドンペリで割る…など、扇情的な噂話に、尾ひれがついて広まったということかも。以下、それぞれに寄せられた証言の数々をご紹介。

●1位 新入社員のボーナスが入った給料袋が立った 51.5%
「さすがに会社貢献度のない新入社員に高額支給はどうかと思う」(49歳)
「すでに現金支給している会社は、ほとんど無かったから。また、給料袋が立つほどボーナスをもらっていた人は知っているが、新入社員ではなかった」(53歳)
「立つには3cmは必要。千円札でもあり得ない」(51歳)
「お金が立つって言う表現自体が嘘っぽい」(53歳)

●1位 企業の内定者(学生)が風俗店に招待された 51.5%
「そんないい加減な会社はないでしょう。そんなことしたら会社の信用にかかわります」(46歳)
「学生に対して風俗は無いだろう」(53歳)
「会社に入ってからならともかく、内定の段階で、というのは誇張しすぎかと思う」(52歳)
「接待ではあったが内定者にはなかった」(52歳)

●3位 出張の際は会社からゴールドカードを渡された 50.0%
「公私をわきまえない使い方をする社員が続出してしまいかねません。たとえ好景気でも、企業は経費が無駄に使われる恐れがあることは避けるでしょう」(55歳)
「社用カードの話は聞いたことがあるが、ゴールドだったかまでは覚えが無い」(45歳)
「これは、噂には聴いていましたが、もしかすると、取締役レベルや、部長クラスだと使っていたかもしれません。あくまで、一般レベルの社員ではなかったということです」(52歳)

●4位 タクシーは1万円札を振って止めた 48.5%
「見た目を想像すると確かにバブルっぽいが、実際にはあり得ないと思ったため」(47歳)
「あまりに下品すぎる」(47歳)
「1万円を振っても捕まえられなかったであろうから」(51歳)
「当時1万円ぐらいでは止まってくれない」(46歳)
「タクシーは当時何をしても止まらない」(54歳)

●5位 接待などではロマネコンティをドンペリで割って飲んだ 39.5%
「例え話としてはアリですが、こんな馬鹿なことはしませんでした。 だって、コレ美味しいんですか? バブル時期は、それなりにクオリティも求められましたよ?」(52歳)
「誰かが言い出して、だんだんと話に尾ひれが付いていった典型例じゃないでしょうか?」(55歳)

真っ当なツッコミの声が多く寄せられた一方、「(タクシーは)当時1万円ぐらいでは止まってくれない」という逆の意味での証言も。あくまで一部かもしれないが、バブル伝説は「ガセネタばかり」でもなさそうだ。はたして、実体験した人はどれくらいいるのだろう?

〈実体験したことがある「バブル伝説」TOP10〉
(全17項目のなかから複数選択可)

1位 飲み会の帰りにはタクシー代(やチケット)が支給された 21.0%
2位 企業の内定者(学生)が料亭や高級飲食店に招待された 14.0%
3位 社員旅行で海外旅行に行く会社が多かった 12.0%
4位 ボーナスを年に3回支給する会社が多かった 11.0%
5位 就職活動では説明会に行くだけで内定がもらえた 7.0%
6位 会社にタクシー通勤する人が珍しくなかった 5.5%
7位 企業の内定者(学生)が海外旅行に招待された 4.0%
7位 新幹線で出張する際は「グリーン車」が普通だった 4.0%
9位 飛行機で出張する際は「ビジネスクラス」が普通だった 3.5%
10位 タクシーは1万円札を振って止めた 2.5%
10位 新入社員のボーナスが入った給料袋が立った 2.5%

※番外
体験したことのあるものはない 59.0%

「どれも体験したことがない」という人が約6割に上るものの、こんなエピソードの持ち主も…。

●1位 飲み会の帰りにはタクシー代(やチケット)が支給された 21.0%
「ごく当たり前のことだった」(49歳)
「タクシーチケットを一年間で365枚以上使っている役員がいた」(52歳)
「新人や2年目のころは飲み会が終電までに終わることがなく、タクシーチケットをもらうことが普通にあった」(47歳)

●2位 企業の内定者(学生)が料亭や高級飲食店に招待された 14.0%
「リクルーターだった大学の先輩と連日、寿司や中華などの高級店に連れて行ってもらった」(48歳)
「一人前3500円の特製牛しゃぶを30人前注文した。3人で食べた」(51歳)
「昼からドンちゃん騒ぎ」(45歳)

●3位 社員旅行で海外旅行に行く会社が多かった 12.0%
「入社1年目に社員旅行で海外に行った。食事や向こうでの交通費も全て会社持ちだった」(45歳)
「年1回の慰安旅行はハワイ、香港、グアム等のリゾート地でした」(52歳)
「普通です。グアム、サイパンは当たり前だった」(52歳)
「得意先や協力会社の社長などを含めて、200人近い団体で海外行きました! その会社は、もう潰れましたけど…」(52歳)

●4位 ボーナスを年に3回支給する会社が多かった 11.0%
「6、12、3月」(49歳)
「そういう時期があった」(49歳)
「4回あった」(46歳)

●5位 就職活動では説明会に行くだけで内定がもらえた 7.0%
「大学構内の教室での説明会に行っただけで決まりました」(46歳)
「会社訪問すれば2次面接に誘われた。それに出ると『内定』がもらえた」(55歳)

今年、日経平均株価の終値が10日連続で上昇。「バブル期以来27年ぶり」と話題になったが、上のような“お祭り騒ぎ”を経験した若手会社員はかなりレアだろう。一度くらい体験してみたいものだけど…現在では難しい?
(梵 将大)

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