ビジネスマンの僕らでも“空が飛べる”!?

割安で操縦許可!「超軽量飛行機」

2015.09.11 FRI


ウルトラライトプレーンは、全国で開催されているスカイスポーツイベントでも見られる。実際に飛んでいる姿を見ると、さらに興味が湧きそうだ 写真提供:高橋重夫 / PIXTA(ピクスタ)
「大空を自由に飛んでみたい!」…という夢は、男であれば一度は抱いたことがあるだろう。とはいえ、自家用飛行機の操縦免許を取るには、数百万単位の費用と相当な時間が必要だという。ビジネスマンにとっては、夢のまた夢だ。

しかし、諦めるのはまだ早い。僕らでも手の届く飛行機があるという。近年、航空スポーツのひとつとして普及している「ウルトラライトプレーン(マイクロライトプレーン)」だ。日本では「超軽量動力機」と位置付けられた航空機で、1~2人乗りの小型のものを指す。これなら比較的安価に訓練が受けられ、許可を得られれば操縦できるらしい。

「自家用航空機と比べれば手軽に飛べますが、ウルトラライトプレーンも離着陸装置を備えた航空機です。飛ぶためには、航空法で定められた“機体”“操縦”“場所”に関する3つの許可が必須です」

そう教えてくれたのは、NPO法人 日本マイクロライト航空連盟の担当者。機体は「着座姿勢で操縦するもので、自重が180kg(1人乗り)、225kg(2人乗り)以下であること」など、数ある規則をクリアし、国土交通省航空局の許可を得たもので、飛べる場所は離着陸場として許可された場所であることが条件になる。

「一般の方の場合は、各地にあるフライングクラブへの入会が一番の近道です。機体や場所はクラブが手配してくれますし、スクールが併設されていれば、そこで訓練や技量認定を受け、国土交通省が発行する操縦許可書を取得できます。訓練期間は個人差もありますが一般的に20~50日程度、費用はクラブによって変わりますが、自家用飛行機の免許と比べたらかなり安価です」

フライトクラブによって異なるが、入会から許可を取るまでの費用は数十万~100万円超と幅があるという。しかし、自家用航空機と比べたら、ビジネスマンでも不可能ではない金額だ。ちなみに、機体そのものの価格は100万~500万円ほど。航空機を保有することも、決して夢ではない。ところで、「ウルトラライトプレーンを自分でも組み立てられる」なんて話も聞いたが、本当だろうか。

「できなくはありませんが、組み立てる場合には『設計者や製造者が定めるマニュアルなどで指定した手順に従っているか』『同形式機、類似形式機について十分な組立て経験を有する者が組み立てているか』など、航空法で定められた条件をクリアする必要があります。初心者が1人で行うのは難しいでしょう」

さすがに手作りとはいかないか。とはいえ、「空を飛ぶ」夢が叶うかもしれないウルトラライトプレーン。興味のある人は、近くのフライトクラブに見学しに行ってみては?
(有竹亮介/verb)

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