ポイントは“入念な根回し”と“巻き込み”

プロ直伝!披露宴で外さない余興3選

2015.09.16 WED


披露宴での余興は、新郎新婦に喜んでもらうことだけを考えすぎると、つい“内輪ネタ”になりがち。親族や会社の上司がいることを考慮し、参列者全員が楽しめる余興を心がけよう 写真提供:【Tig.】Tokyo image groups / PIXTA(ピクスタ)
学生時代の友人や、会社の同僚の結婚式で頼まれることのある“披露宴での余興”。「なにがウケるのかわからない」「大勢の人の前でできるか不安…」と悩む人も多いのでは? そこで、盛り上がる余興のポイントをウエディングプランナーの山口洋美さんに聞くことに!

「余興を考える時は、まず『新郎新婦がどんな結婚式にしたいのか』をリサーチすることが大切です。みんなで盛り上がりたいのか、しっとりと執り行いたいのかなどを把握して、式の雰囲気を壊さないことが大前提ですね。また、自分の出番がどこなのかを知っておくこともポイントです。序盤なら笑いを交えたもの、終盤なら感動を誘うものにすると、全体の流れと重なって自然と盛り上がりやすくなります」

披露宴には、親族や会社の方々がいることが、二次会と大きく違うところ。参列者の年齢層を考慮して、「どんなことをやれば伝わるか」「BGMはどの年代の曲にするか」などを考えることも大事なのだとか。

では、具体的にどんな余興が盛り上がるのか? 山口さんにオススメしてもらった。

■思い出のワンシーンを再現ドラマに!
「参列できない方からの祝福メッセージを集めたビデオレターは披露宴の定番です。ただ、会場には、ビデオに登場する人を知らない方も多いため、途中で飽きられてしまうことも…。それを避けるには、単なるインタビュー形式にはせず、新郎のお面をつけた“新郎役”と出演者で思い出のワンシーンを再現するなどの工夫が必要です。また、最後に新郎から新婦へのメッセージを入れたり、新郎がサプライズでプレゼントを作ったりする様子を撮影して、当日、新婦に手渡すといった“会場と映像をリンクさせた演出”も感動を呼びますよ」

■SNSを使った全員参加のフォトコンテスト
「以前、私が担当した結婚式で、披露宴の最中に参列者が撮った写真をパソコンに取り込んで、大画面に写して盛り上げていた新郎さんがいました。これを応用して、インスタグラムなどを使ったフォトコンテストをやるのはどうでしょう?『今から1分間で花嫁の最高の笑顔を撮ってください』とテーマを決めて、最後に新郎新婦に優秀賞を決めてもらうと盛り上がりそうですね。写真は大きな画面に映したり、新郎新婦だけでなく親族の方の分も用意して渡したりすると喜んでもらえますよ」

■サプライズを取り入れたダンスで盛り上げる!
「たとえダンスが上手に踊れなくても、女装などの奇抜な衣装や、全員が新婦のお面をつけるなど、コスチュームをひと工夫するだけで盛り上がります。お面をつけると恥ずかしさも和らぐのでいいですよ。実際にダンスを披露した人の中には、式の最中に友人同士のケンカが始まったかと思いきや、突然『恋するフォーチュンクッキー』が流れて踊り出す…というサプライズを取り入れた方もいましたね。全員で前に並んで始めるのではなく、フラッシュモブのように徐々に集まってくる…というのも盛り上がりますよ」

ダンスは、観ている人に手拍子をしてもらったり、立ち上がってもらったりすると、一体感が生まれて微妙な空気にならずに済むとか。司会者に事前に頼んでおけば、盛り上げが上手そうな上司などに「ぜひ前で一緒に踊ってください」と声掛けしてくれたり、「皆様、手拍子をお願いします」などと“あおり”を入れたりするので、ぜひ実践したい。

「当日は、新郎新婦に喜んでもらうことはもちろんですが、何よりも親族の皆様に『いい結婚式だった』と思ってもらえるように配慮することが大切です。心に残る余興をすることで、親族のなかで新郎新婦の株が上がると一番いいですね」と山口さん。人前に立つのが苦手な人は、事前準備を入念にするか、“巻き込み型”の余興で会場全体を盛り上げてみては?
(アオキユウ/short cut)

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト