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幼児の骨折、正しい応急処置は?

2015.10.31 SAT


秋の行楽や運動会などアクティブに動き回る今の時期、気を付けたいのは子どもの怪我だ。特に怖いのが幼児の骨折。最近は未就学児の骨折が増加し、40年前に比べて発生率が2.5倍に上昇しているというデータもある(独立行政法人日本スポーツ振興センター『学校の管理下の災害 基本統計』より)。

小さい子どもの場合、骨折していてもそれとは分かりにくいことが多々ある。大事なのは親が異変に気づいてあげることだ。

●子どもの骨折を見抜くには?
小さい子どもの場合、痛みを抱えていても言葉で表現することができない。特に、乳幼児の骨折は患部の腫れが目立たないケースもあって分かりにくい。そのため、親が注意深く観察し、「うまく歩けない」「足に体重をかけようとすると転倒する」「さわるとひどく泣く」「手や足の動きや向きが不自然」といった症状がみられる場合は、速やかに整形外科医を受診するのが望ましい。なお、子どもの骨はレントゲンに移りにくい部分もあり、場合によっては複数回の受診を経て初めて骨折と判明することもある。仮に初見で打撲などと診断されても、痛みがおさまらないようなら繰り返し受診するか、セカンドオピニオンを訪ねたい。

●骨折を放置すると、どうなる?
子どもの骨は大人に比べてくっつきやすいが、正しい治療を受けずに放置すれば骨が異様に変形してしまったり、運動機能が損なわれたり、後々手術が必要になってしまうことも。そのため、早期に正しい治療を受けさせることが肝要だ。
また、すねや太ももの骨折の場合は治癒しても、折れた部分が過剰に長くなる「過成長」を引き起こすことがある。進行すると歩行が困難になる可能性もあるため、少なくとも成長期が終わるまでは適宜診察を受け、経過を観察したい。

●正しい応急処置は?
もし子どもが転倒し、激しく痛みを訴えるなど骨折が疑われる場合は、該当の部位を無理に動かさないこと。患部が動かないようギプス代わりになる長い物差しやタオルなどで真っ直ぐに固定。心臓より高い位置に保ちながら冷やして内出血をふせぎ、病院に向かう時もできるだけ安静にしよう。

成長過程の骨折は意外と怖いもの。親がしっかり目配りをしてあげましょう。
(文・前田智行)

記事提供/ママの知りたいが集まる『mamatenna(ママテナ)』

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