モテる40代の遊びガネ錬金術

新興国で人気拡大「ウイスキー投資」の魅力

2015.10.18 SUN


バーで仕事後の一杯を愉しむとき、あるいは自宅でくつろぐとき、シングルモルトなどのウイスキーを愛飲している40代男性は少なくないはずだ。近年、このウイスキーの消費量がインドをはじめとする新興諸国で増えている。そうした需要の伸びにともない、希少価値の高いウイスキーを投機対象としたウイスキーファンドが登場し、日本でもネットオークション等を活用して利益を得ている人がいるという。高値がつく銘柄やウイスキーの魅力について、ウイスキー愛好家のくりりんさんに聞いてみた。

■■今回のアドバイザー
ウイスキー愛好家 ブロガー
くりりんさん

ウイスキーの魅力に取り憑かれ、これまで手にとったウイスキーは数千種類。SNSを通じてウイスキー関連のイベントを開催する傍ら、今年からブログ活動を開始。ニューリリースや終売情報、注目ボトルのテイスティングなどウイスキーに関する情報全般を発信しており、月10万を越えるアクセスを集めている。ボトル購入の際にオークションを活用する機会も多く、今回はウイスキー愛好家の1人としてコメント。

■レアかつクオリティが高い銘柄が人気

くりりんさん「ウイスキーは大きく分けて、『レアリティ』と『クオリティ』の2点で評価されているように思います。レアリティとは、製造元(蒸留所)が閉鎖されて生産されていない銘柄や、蒸留所の生産第一号やシリーズを組んでリリースされているもの、非常に長い期間熟成された古酒など、希少性の高いボトルのことです。なかには、世界で数本、数十本というリリース数が極端に少ないものもあり、そうしたボトルを求める愛好家も多いのです。

クオリティとは中身、つまり味の評価です。ウイスキーの香味は様々ですが、大多数から高い評価を受けるようなウイスキーは、麦から作られたとは思えないほどフルーティーで芳醇な香味をもつものが多くあります。味が良いとされる特定の蒸留所の製品、数十年単位で熟成された古酒は高い評価を受けやすいようです」

■オークション出品には相応の知識が必要

くりりんさん「個人でウイスキーを転売して利益を得る場合は、ネットオークションを活用する方法があります。近年はジャパニーズウイスキーの注目度が上がっており、日本の軽井沢蒸留所で1960年に蒸留されたシングルモルトウイスキーが、海外オークションで1400万円で落札された例もありました。ただし、個人でオークションに出品して利益を上げるには、ウイスキーに関する相応の知識が必要です。また、酒販免許をもたず高頻度で出品すると酒税法違反となり、罰金などの処罰を受ける可能性もあるので、注意する必要があります。

海外ではウイスキーファンドが立ち上がっているようですが、国内にそうした動きはまだありません。利活用については専門家に相談してみてください」

■純粋にコレクションとして楽しむ

遠藤さん「ウイスキーは本来、投資商品ではなく、純粋に飲んで楽しむことが醍醐味です。ウイスキーの香味が形成されるメカニズムは、ある程度解明されているとはいえ、まだまだ謎が残されています。ある種、神秘ともいえる過程を経てつくられた酒が、なぜこの味になるのか、その過程はどうだったのか、知識と情報と経験を総動員してウイスキーの声を聞き、考える。そうした奥の深さがあります。

もちろん、小難しいことを抜きに、時間の流れを楽しむ相棒として味わうのも魅力的です。なにも考えず、ただグラスの中のウイスキーをゆっくりと楽しむ。葉巻にも共通する贅沢な時間の使い方といえます。最近は専門書籍も充実しており、多くの著名な専門家が執筆されて学ぶ環境は整っています。魅力を感じたらウイスキーが作られる現場、蒸留所を訪問してみるのも良いでしょう」

■最後にアドバイザーからひと言

「ウイスキーが注目される理由を知るには飲んでみることが一番。ぜひウイスキーの魅力に触れてみましょう。また、たとえオークションであっても、一定の利益が出たら税務署に申告しなくてはいけなくなるので注意してください」

記事提供 / 素晴らしきオトナたちへ。モテるオトナの悦びを。[editeur エディトゥール]

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