にんにく、れんこん…食材を極めた5店をご紹介~!

ネギハイボールも?野菜専門店続々

2015.10.20 TUE


「千寿ネギのまるごとロースト」。見よ、この堂々としたビジュアルを…。「ネギは旬など、季節ごとに変化がある食材だからこそ、『この時期はこんな料理にしよう』と、創意工夫ができるんです」とは小石原店長の談
近年、トマトやパクチーなど、ひとつの野菜をメインにした料理を提供する“専門店”が増えている。

「マッシュルームトーキョー」(明治神宮前)は、数あるキノコのなかでもマッシュルームに特化したお店。オススメは「GIGAマッシュの丸ごとステーキ」で、直径約20cm(!)のブラウンマッシュルームをまるごと豪快に食べることができる。

また、「にんにくや」(恵比寿)は、店名の通りにんにく専門店。フランスパンの中にバター煮込みのにんにくを大量に詰め込む独特な「ガーリックトースト」など、インパクト大のにんにく料理を堪能できる。

ほかにも、「れんこんとエビのはさみ揚げ」が名物の、前菜からデザートまでれんこんづくしな店「れんこん」(京成上野)や、しょうがを練り込んだ肉味噌をレタスに巻いて食べる「肉味噌生姜のレタス巻き」などのしょうが料理を取り扱う「しょうがの香り。」(六本木)など、都内だけでも“野菜専門店”はかなり多い!

でも、“専門店”にしてしまうと、提供する料理の幅は狭くなってしまいそう。どうしてひとつの野菜をメインにするんだろう? 長ネギ専門店「ネギッチン negi negi」(新宿)の小石原浩美店長に、話を聞いた。

「ひとつの野菜に特化して、メニューや素材にこだわることで、他にはない個性のあるお店になると思ったんです。長ネギを選んだのは、調理法次第で味や食感が自在に変えられるから。生で食べれば食感はシャキシャキで辛みがあるけど、火を通せばトロトロになって甘みが出るので、料理のバリエーションが広がると思ったんですよ。実際、定番メニューや日替わりメニューなど合わせて、35種類以上の長ネギ料理を提供しています」

おつまみからデザートまですべての料理に長ネギを使うため、多い日は1日100本(!)以上を消費するのだとか。質のためには、“日本唯一のネギの競り市”に出される「千寿ネギ」や「下仁田ネギ」などのブランドネギにこだわって仕入れていたり、全国の農家に足を運んで、素材を直接選んだりしているそう。

そこで実際に、店長オススメの「千寿ネギのまるごとロースト」をいただいてみることに! 鉄板に1本まるごと盛りつけられた極太の千寿ネギを口に運んでみると、とろっとした舌触りに驚かされる。ネギの風味と甘みも噛めば噛むほど感じられる! 続いて、白髪ネギとエビのかき揚げ「negi negi エビマヨ天」は、ネギのシャキシャキ感と、海老のプリっとした食感のコラボレーションを楽しめる! ボリューミーな揚げ物なのに、ネギの力(?)であっさり完食できてしまう。

また、料理だけでなく、長ネギを漬け込むという自家製“ネギ酒”も取りそろえている。ネギ酒は全4種類で、男性にはネギのハイボール「ネギボール」、女性にはネギとウォッカの「ネギッカ」が人気。短くカットされた長ネギがグラスに刺さった「ネギボール」を飲んでみると、ツーンとしたネギの風味がウイスキーとマッチして、意外とイケる!

ひとつの野菜に絞るからこそ、素材や調理へのこだわりが強くなる“野菜別専門店”。食欲の秋は、様々な野菜を堪能してみては?
(アオキユウ/short cut)

  • こちらは「ネギボール」。ネギがウイスキーを引き立てる…大人の味である。初めて来店したお客さんのなかには、「ネギ臭くて、明日会社行けないよ!(笑)」なんて人もいるそう

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