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大化けなるか!? 注目の「ドローン銘柄」

2015.11.24 TUE


「空の産業革命」とも言われる、小型無人機のドローン。米国では今後10年で約10兆円の経済効果をもたらすと予測されている。また、日本でも政府の新産業育成策とし「ドローンを使った宅配サービスの商用化」を目指すと発表された。成長分野だけあって、株の値動きも活発になりつつあるようだ。そこで今回はSBI証券のアナリスト・藤本誠之さんに注目すべき“ドローン銘柄”について聞いた。

■■今回のアドバイザー
証券アナリスト
藤本誠之さん

SBI証券投資調査部シニアマーケットアナリスト。Yahoo!株価予想2012年勝率1位、39連勝の記録を持ち、“相場の福の神”の異名を取る。テレビ・ラジオ等の出演や、新聞・雑誌への寄稿も数多い。『上がる優待株を買いなさい』(自由国民社)など著書多数。

■注目はドローン技術に不可欠な国内メーカー

藤本さん「ドローンとはもともとは、無人で自律飛行ができる小型航空機を指します。ですが最近ではマルチコプターと呼ばれる、複数のプロペラを持つ小型ラジコンヘリを含めた呼び名として一般的になりました。

急速にニーズが拡大するなか、ドローンの機体を構成するための小型で耐久性の高い部品への需要が高まることが予想されます。そこで、注目したいのが日本メーカーの株式です。その筆頭として小型精密モーターを手がける日本電産(6594)やマブチモーター(6592)、プロペラの回転を支えるベアリングを製造するミネベア(6479)、撮影用の画像センサーを供給するソニー(6758)などが挙げられます」

■“空飛ぶ防犯カメラ”が商用ドローンの普及を牽引

藤本さん「商業利用でドローン活用が進んでいるのが警備分野です。セコム(9735)は商業施設や工場といった広い敷地を、“空飛ぶ防犯カメラ”として監視するシステムを構築。またALSOK(2331)は、私有地に悪意を持って侵入しようとする“悪玉ドローン”を発見し、被害を防止するための防犯対策事業を推進している点にも目が離せません。

加えて注目したいのが、画像解析や通信ソリューションと組み合わせたサービス分野です。例えば、医療や衛星分野の画像解析サービスを提供するイメージワン(2667)は、ドイツ製ドローンの販売権を取得し、自社の解析技術と組み合わせたビジネスを開始しています。また、動画オンライン会議システムを手がけるブイキューブ(3681)が、ドローンを活用したロボット関連の子会社を設立し、株価が大きく動いた実例もあります」

■近い将来やってくる“売り局面”を見逃すな!

藤本さん「ドローン銘柄に限らず株式市場には、売りどきである値上がり局面が二通りあります。ひとつは、新しいイノベーションへの夢や期待感による“理想買い”。もうひとつは、夢を実現した後も安定した収益を得た結果を評価する“現実買い”です。現時点でドローン銘柄は、発展への期待で盛り上がる“理想買い”局面の途上にあると言えます。

多くの銘柄で近い将来値上がりが期待できるものの、5年10年という長いスパンで成長を維持して、“現実買い”局面に転じるとは考えにくいという点には注意が必要です。とくに中・小型の銘柄は、一度下がった株価を戻すには相応の時間がかかります。つまり、ドローンに対する市場の期待感が最大化され、値上がりした瞬間を逃さず売って利益を確定するのが無難と言えます。次世代イノベーション産業を投資で支えるという夢を抱きつつ、短期間で利益を確定するドライな決断力が必要ではないでしょうか」

■最後にアドバイザーからひと言

「ドローン銘柄は短期戦。銘柄を吟味して、ぱっと買ってぱっと売るべし!」

記事提供 / 素晴らしきオトナたちへ。モテるオトナの悦びを。[editeur エディトゥール]

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