子どもの巣立ち、定年退職…老後も配偶者と一緒にいたい?

40代男女「熟年離婚したい」2割強

2015.11.23 MON

世論調査


定年退職後に毎日顔を合わせるようになると、より相手の嫌な面ばかり気になってしまうのかも!? 画像提供:tooru sasaki/PIXTA(ピクスタ)
年々、増加の一途をたどっている「熟年離婚」。2007年に厚生年金を離婚後に夫側と妻側で分割できる「年金分割制度」が導入されてから、その傾向はさらに高まっているという。実際、「将来の離婚」について既婚者たちはどう考えているのだろう? 40代の既婚者200人(男女各100人)に聞いてみた。(協力/アイリサーチ)

〈あなたは将来、熟年離婚すると思う?〉
すると思う(できればしたい) 24.0%
しないと思う(できればしたくない) 76.0%

さすがに「熟年」にはまだ遠い40代だけあって、「しないと思う」派が大多数。この割合に男女差はなかった。だが「4人に1人が熟年離婚を視野に入れている」と考えると、ちょっと恐ろしいような…。それぞれに寄せられた意見はこちら。

●「しないと思う(できればしたくない)」派の意見
「夫婦仲も良く、時間が出来ればいつも一緒に過ごしていて、話すことが尽きたことがないから」(女性、45歳)
「離婚する理由が無い」(男性、46歳)
「強いきずながある」(男性、49歳)
「一番の犠牲者は子供になってしまうから」(男性、45歳)
「しかし、子供が巣立った後は何が起こるかわからない」(男性、46歳)
「家を新築で二人の名義で購入したから」(女性、49歳)
「お金のことでケンカするたび離婚を考えるけど一人になっても生活できないから離婚はしないと思う」(女性、44歳)
「離婚したら二度と結婚できなそうだから」(男性、45歳)
「友達も少ないので、離婚したら老後に一人になってしまうから」(女性、44歳)
「孤独死は避けたい」(男性、47歳)
「流行りみたいなものだし、そんな仲間にはなりたくないです」(男性、45歳)

●「すると思う(できればしたい)」派の意見
「既に離婚の話が出ているから」(男性、46歳)
「今すぐにでもしたい。居るだけで不快」(女性、40歳)
「嫌われている」(男性、45歳)
「相手を異性として愛おしく思えなくなり、何かにつけて言動がイライラする」(男性、47歳)
「女性としては魅力的であるが、パートナーとしては物足りない」(男性、40歳)
「一緒の墓になんか入りたくない。子どもがある程度独立したら自由に生きたい」(女性、40歳)
「子供が巣立ったら一緒にいる意味がなくなる。旦那と二人きりの生活がしたくない」(女性、43歳)
「それぞれの親の介護を自分たちでしたいから」(女性、44歳)

「しないと思う」派は、「相手への好意があるので」「子どもを悲しませたくない」という当然といえば当然の意見のほか、生活や再婚への不安、孤独死の心配など、現実的に離婚は難しいとの声も多かった。一方、「すると思う」派は、結婚生活を経ていろいろあったのか、“そもそも、なぜ結婚したの…?”と聞きたくなるような辛らつなコメントがズラリ…。

では、もしも離婚を選択せざるを得なくなった場合、その後の再婚についてはどう考えているのだろう?

〈もしも今の配偶者と離婚したら、再婚を検討する?〉
【全体】
検討すると思う 45.5%:検討しないと思う 54.5%

【男性】
検討すると思う 55.0%:検討しないと思う 45.0%

【女性】
検討すると思う 36.0%:検討しないと思う 64.0%

全体では、再婚を検討しない人が僅差ながら多数派。男女別でみると女性では検討しない人の割合が6割超えと増加する一方、男性は検討する派が逆転。つまり、結果を見る限り「男性はさみしがり屋」ということか。

ちなみに、国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、既婚者に比べて配偶者と離別した人は平均余命が約9年も短くなるとか…。どちらにしても、せっかく誓い合って結婚した配偶者なのだから、大切にしてほしいところだ。

(二祥 翼)

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