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早寝・早起きで子どもの頭がよくなる?

2016.01.17 SUN


「寝る子は育つ」といいますが、それは体の成長だけでなく、脳にも同じことがいえます。子どもの頃の睡眠と脳の発達には相関関係があるといわれ、睡眠が不足していると、子どもの情緒や集中力、やる気にも悪影響を及ぼすのだとか。

●睡眠時間と「脳の海馬」の関係は?
脳学者の瀧靖之教授(東北大学脳科学センター)の研究グループが健康な5歳~18歳の子どもたちを対象に行った調査によれば、「平日の睡眠時間」と脳の記憶力に関わる「海馬の体積」には相関関係があるとされています。なんでも、睡眠時間をしっかりとっている子どもは睡眠時間が短い子どもより「海馬の体積が大きい」ことが分かったのだそう。
もともと、睡眠時間の短い子どもは学業成績や記憶力が低いといわれていましたが、やはり健やかな脳の発達には十分な睡眠が欠かせないようです。

また、睡眠は量だけでなく、寝る時間や質も重要。睡眠時間そのものは十分にとれていたとしても、夜遅くまで起き、昼過ぎまで寝ているなど不規則な生活リズムが続くのはよろしくありません。というのも、夜9時から明け方までの時間帯は様々な成長ホルモンが分泌されるため、その間にしっかり睡眠をとらないと情緒不安定になったり、やる気がなくなったり、集中力が低下してしまいます。

こうした睡眠と脳の関係に着目し、自治体ぐるみで子どもの「眠育」に取り組むケースも。全国学力テストで毎年好成績をおさめる福井県の美浜町では、町内全ての小中学校で、睡眠の大切さを教える取り組みを実施。子どもたちに一人ひとりに「睡眠表」をつけさせ、睡眠のリズムが乱れている生徒にアドバイスを送るというものです。美浜町ではこの眠育が実を結び、5年後に不登校児童がゼロになったのだとか。

子どもが小さいうちから習い事や塾通いをさせたいと考えている親は少なくないはず。しかし、それで帰宅が遅くなり就寝時間が十分にとれないとなれば、むしろ逆効果になってしまうのかもしれません。
(前田智行)

記事提供/ママの知りたいが集まる『mamatenna(ママテナ)』

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